特許
J-GLOBAL ID:200903068432015830

ディジタル伝送用受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-121875
公開番号(公開出願番号):特開平10-313290
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 受信したベースバンド信号を非同期でデータレートのn倍のサンプリングを行う場合に、抽出ベースバンド信号データからさらに適切なサンプル点の該信号データを選択し、シンボル間干渉の影響を受けないようにし、多値変調された当該信号に適したサンプル選択回路を備えるディジタル伝送用受信機を提供する。【解決手段】 受信アンテナ111からの受信信号を同期検波し周波数変換回路112を通して得たベースバンド信号をデータレートのn倍のサンプリング周波数で抽出しA/D変換するA/D変換回路113からの出力信号を振幅保持回路1hで保持し、そこから連続するnサンプルの組を分け、この組を信号の出力毎に順次所定の変化パターンと演算/比較回路1rで比較して一致を判断しその回数を各サンプル点毎に一定期間カウントし、カウント数の多いm個(m≦n)のサンプル点の信号データを選択出力し復調に用いる。
請求項(抜粋):
受信し、周波数変換されたベースバンド信号を該ベースバンド信号のデータレートのn倍(n:正の整数)のサンプリング周波数でサンプリングし、得た抽出ベースバンド信号をA/D変換するA/D変換回路と、該A/D変換回路の出力から元データを復調する復調回路を有するディジタル伝送用受信機において、前記A/D変換回路からサンプリング出力される毎に、その抽出ベースバンド信号データとそれ以前に連続して出力された抽出ベースバンド信号データとからなるnサンプル個の組を順次作り、順次作られる該nサンプル個の抽出ベースバンド信号データからなる組におけるデータ変化パターンを所定の変化パターンと比較することによりそれらの間の一致を判断し、その一致の判断結果を前記nサンプルの組の各サンプル点毎に一致の回数として一定の期間カウントし、そのカウント数の多いサンプル点を全サンプル点の中から選択してそのサンプル点に対応する前記抽出ベースバンド信号データを復調回路に出力するサンプル選択回路を備えるようにしたことを特徴とするディジタル伝送用受信機。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04L 27/36
FI (2件):
H04J 13/00 A ,  H04L 27/00 F

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