特許
J-GLOBAL ID:200903068434961270

周波数ホッピングシンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-336930
公開番号(公開出願番号):特開平6-188731
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 周波数を不連続的に偏倚させて出力する周波数ホッピングシンセサイザに関し、出力周波数を外来雑音の影響がないように安定化する。【構成】 第1,第2の周波数出力部1,2と、基準信号発生部3と、第1,第2の周波数出力部1,2の出力信号を選択して出力する出力スイッチ回路4と、制御回路5とを備え、第1,第2の周波数出力部1,2の電圧制御発振器6とチャージポンプ回路7とローパスフィルタ8と位相比較器10と分周器11とを含む位相同期ループ回路の位相比較器10とチャージポンプ回路7との間にスイッチ回路9を設け、このスイッチ回路9をオフとし、その直前のチャージポンプ回路7の出力電圧を制御電圧とした時の電圧制御発振器6の出力信号を出力スイッチ回路4により選択出力する。出力スイッチ回路4により選択されない側のスイッチ回路9はオンとして、位相同期ループ回路を動作させる。
請求項(抜粋):
基準信号発生部(3)からの基準信号を基にそれぞれ異なる周波数の信号を出力する位相同期ループ回路を含む第1,第2の周波数出力部(1),(2)と、該第1,第2の周波数出力部(1),(2)の出力信号を切替えて周波数ホッピング出力信号とする出力スイッチ回路(4)と、前記第1,第2の周波数出力部(1),(2)の出力周波数の切替え及び前記出力スイッチ回路(4)を制御する制御回路(5)とを備えた周波数ホッピングシンセサイザに於いて、前記第1,第2の周波数出力部(1),(2)の位相同期ループ回路は、電圧制御発振器(6)の出力信号を分周して前記基準信号発生部(3)からの基準信号と位相比較し、該位相比較出力信号に従ってコンデンサの充放電を制御するチャージポンプ回路(7)の出力電圧を、ローパスフィルタ(8)を介して前記電圧制御発振器(6)の制御電圧とし、且つ前記出力スイッチ回路(4)により前記第1,第2の周波数出力部(1),(2)の何れか一方の前記電圧制御発振器(6)の出力信号を前記周波数ホッピング出力信号として選択出力する側の前記チャージポンプ回路(7)の充放電を停止させて該チャージポンプ回路(7)の出力電圧を維持させるスイッチ回路(9)を設けたことを特徴とする周波数ホッピングシンセサイザ。

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