特許
J-GLOBAL ID:200903068439629443

通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-034092
公開番号(公開出願番号):特開2009-112059
出願日: 2009年02月17日
公開日(公表日): 2009年05月21日
要約:
【課題】リンクアグリゲーション機能と、MPLS OAMによるメンテナンス機能を提供する。【解決手段】LAG設定する複数の回線IF11、12のテーブルに同じエントリ情報を格納する。こうすることで、異なるIFでも同一のLSPへの多重が可能である。また、回線IF11をOAM ACTとし、回線IF12をOAM SBY(スタンバイ)と設定する。OAMフレームの挿入処理はOAM ACTポートのみが行う。こうすることで、対向するMPLS通信装置において、規定数以上のCVフレーム受信を防ぐことが可能である。また、スイッチの転送テーブルを、ネットワーク側からのフレームに対しては、OAM ACTの回線IF11に転送するように設定する。OAM SBYとした回線IF12は、CV受信による障害検出を行わない。こうすることで、OAM未受信による障害誤検出を防止することが可能である。【選択図】図15
請求項(抜粋):
複数の物理ポートを束ねて論理的なひとつのポートとして使用し、受信フレームの出力先が該論理的なポートであるリンクアグリゲーションポートの場合、該フレームをリンクアグリゲーションポートのいずれかの物理ポートへ転送する第1の通信装置と接続され、及び、第1のパス及び第2のパスにより冗長構成をとる通信網を介して第2の通信装置と接続され、前記第1の通信装置から入力したフレームをラベルでカプセル化して前記第2の通信装置に転送し、前記第2の通信装置から入力したフレームからラベルを除去してデカプセル化して前記第1の通信装置へ転送するための通信装置であって、 第1のパスに接続するための第1のインタフェース部と、 第2のパスに接続するための第2のインタフェース部と、 リンクアグリゲーションポートを構成する前記第1の通信装置の第1の物理ポートに接続するための第3のインタフェース部と、 リンクアグリゲーションポートを構成する前記第1の通信装置の第2の物理ポートに接続するための第4のインタフェース部と、 第1のパス及び第2のパスのラベルに対応して、前記第1乃至第4のインタフェース部の識別子が出力先情報として記憶された転送テーブルを有し、ラベルが付与されたフレームの該ラベルに基づき前記転送テーブルを参照して、対応する出力先情報に従いフレームを転送するスイッチ部と を備え、 前記第3のインタフェース部が障害検出のアクト系か又はスタンバイ系かが設定される第1の記憶部を有し、及び、該第1の記憶部がアクト系に設定され、 前記第4のインタフェース部が障害検出のアクト系か又はスタンバイ系かが設定される第2の記憶部を有し、及び、該第2の記憶部がスタンバイ系に設定され、 前記第3のインタフェース部は、前記第1の通信装置の第1の物理ポートから送信されたユーザフレームを受信し、該ユーザフレームを第1のパスのラベルでカプセル化し、前記スイッチ部により第1のパスを介して該ユーザフレームを第2の通信装置に転送し、 前記第4のインタフェース部は、前記第1の通信装置の第2の物理ポートから送信されたユーザフレームを受信し、該ユーザフレームを第1のパスのラベルでカプセル化し、前記スイッチ部により第1のパスを介して該ユーザフレームを第2の通信装置に転送し、 前記第3のインタフェース部は、アクト系に設定された前記第1の記憶部に従い、導通確認フレームを前記第2の通信装置に送信し、 前記第4のインタフェース部は、スタンバイ系に設定された前記第2の記憶部に従い、導通確認フレームを前記第2の通信装置に送信せず、 前記転送テーブルは、第1及び第2のパスを介して前記第1及び前記第2のインタフェース部で受信される下り方向のラベルに対応する出力先情報として、アクト系に設定された前記第3のインタフェース部の識別子が少なくとも記憶され、前記スイッチ部は、第1のパス及び第2のパスを介して前記第2の通信装置から受信された導通確認フレームを、前記転送テーブルに従い前記第3のインタフェース部に転送し、 前記第3のインタフェース部は、前記第2の通信装置により予め定められた間隔で送信される導通確認フレームを受信し、アクト系に設定された前記第1の記憶部に従い、該導通確認フレームが受信されないことにより第1又は第2のパスの障害を検出し、 前記第4のインタフェース部は、スタンバイ系に設定された前記第2の記憶部に従い、導通確認フレームが受信されないことによる障害の検出を行わない前記通信装置。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 29/14
FI (2件):
H04L12/56 100A ,  H04L13/00 311
Fターム (15件):
5K030GA12 ,  5K030HA08 ,  5K030HB06 ,  5K030HD03 ,  5K030JA11 ,  5K030KA05 ,  5K030KX30 ,  5K030LB08 ,  5K030MC01 ,  5K030MD02 ,  5K035AA03 ,  5K035BB01 ,  5K035GG15 ,  5K035LL14 ,  5K035LL18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 通信装置及び通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-233630   出願人:株式会社日立コミュニケーションテクノロジー

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