特許

J-GLOBAL ID：200903068446782656

オンラインデータベースシステムのバックアップ方法

発明者： 山岸 真実雄
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-069719
公開番号（公開出願番号）：特開平9-259023
出願日： 1996年03月26日
公開日（公表日）： 1997年10月03日
要約：

【要約】【課題】従来のデータベースバックアップシステムでは、ジャーナルファイルを毎日バックアップシステムに輸送するため、災害発生時に回復される情報が前日の情報であり、また、バックアップシステムにおけるデータベース更新時に更新通番の不一致を検出した場合、該当情報を蓄積ファイルに格納して再処理を試みざるを得ないという問題があった。【解決手段】オンラインデータベースシステムにおいて、正側システムにおいてトランザクションの同期点処理のたびに同期点通番を付与するステップと、データベースの更新情報をバックアップ処理を行うデータ処理装置上の副側システムへ送信するステップと、この情報を受信するステップと、この情報をメモリ上のデータベースとDASD上のデータベースに分割するステップと、この分割された情報を元に副側システム上のメモリデータベース及びDASDデータベースを更新するステップを有する。

請求項（抜粋）：

通常業務処理を行うデータ処理装置と通常業務のバックアップ処理を行うデータ処理装置と、上記データ処理装置間を相互接続する通信装置と、上記データ処理装置に接続されるファイル装置とからなるオンラインデータベースシステム(以降、サブシステムと呼ぶ)において、通常業務を行うデータ処理装置上で動作するサブシステム(以降、正側システムと呼ぶ)においてトランザクションの同期点処理のたびに同期点通番を付与するステップと、トランザクションで更新したデータベースの更新情報をバックアップ処理を行うデータ処理装置上のサブシステム(以降、副側システムと呼ぶ)へ送信するステップと、上記データベース更新情報を受信するステップと、上記データベース更新情報をメモリ上のデータベースと磁気ディスク装置上のデータベース(以降、DASDデータベースと呼ぶ)に分割するステップと、メモリデータベース更新情報を元に副側システム上のメモリデータベースを更新するステップと、DASDデータベース更新情報を元に副側システム上のDASDデータベースを更新するステップを有し、通常業務を行うサブシステムのデータベース更新情報送信時にデータベース更新情報に上記手段で付与した同期点通番を付加して送信し、上記データベース更新情報を受信する副側システムにおいて、データベース更新情報内の同期点通番順に副側システム上のメモリデータベースとDASDデータベースを更新することを特徴とするオンラインデータベースシステムのバックアップ方法。

IPC (4件)：

G06F 12/00 533 ,  G06F 12/00 518 ,  G06F 12/00 535 ,  G06F 15/00 320

FI (4件)：

G06F 12/00 533 J ,  G06F 12/00 518 A ,  G06F 12/00 535 Z ,  G06F 15/00 320 D