特許
J-GLOBAL ID:200903068461826392

鉄筋コンクリート構造物の解体方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027184
公開番号(公開出願番号):特開平7-317330
出願日: 1995年02月16日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【構成】 コンクリート表面に対して所定の傾斜角度θで装着孔30を穿ち、この装着孔30に破壊容器2を装着して、コンクリート部分Cを破壊するもので、装着孔30はその先端部が、露出させようとする鉄筋Aの近傍で、かつ鉄筋Aよりわずかに深い場所に位置するように設け、装着孔30に破壊容器2を装着し、短時間の間に金属細線8に電気エネルギーを供給して、金属細線8を溶融蒸発させて破壊用液3を気化させ、その衝撃力でコンクリート部分Cを破壊する。【効果】 コンクリート表面に対して所定の傾斜角度で装着孔を穿ち、この装着孔に破壊容器を装着して、コンクリート部分を破壊することにより、必要以上に大きな電気エネルギーを金属細線に供給しなくとも、鉄筋のほぼ周囲にあたるコンクリート部分を破壊して、鉄筋の周面を確実に露出させることができ、鉄筋の切断作業のためのスペースを確保でき、解体を容易に行い得る。
請求項(抜粋):
一対の電極およびこの電極間に接続した金属細線を破壊容器内に封入するとともに破壊容器内に破壊用液を充填し、前記金属細線に、コンデンサーに予め充電蓄積した電気エネルギーを短時間で放電供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発させて破壊用液を気化させ、その際の衝撃力で鉄筋コンクリート構造物のコンクリート部分を破壊して鉄筋を露出し、その後、鉄筋を切断することを特徴とする鉄筋コンクリート構造物の解体方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-078765
  • 特開昭63-221857

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