特許
J-GLOBAL ID:200903068465404913

電動車両におけるロールバック抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-237808
公開番号(公開出願番号):特開2002-058101
出願日: 2000年08月04日
公開日(公表日): 2002年02月22日
要約:
【要約】【課題】 電動車両において、急勾配の坂道で一時停止した場合でも、ロールバックが充分に抑制されるようにする。【解決手段】 トルク演算手段11は、電動車両の各作動状態およびトルクマップ12に記憶されたトルク指令値の特性に基づき、モータ35によりロールバックを抑制するためのトルク指令値を演算する。モータ制御装置20は、このトルク指令値に基づき車両のロールバックを抑制し、また別途演算されたトルク指令値に基づきモータの出力トルクを制御して車輪を駆動する。トルクマップ12に記憶された車両のロールバックを抑制するためのトルク指令値の特性は、モータが車輪を前進方向に駆動するようにされている場合においては、モータの回転速度が0のときはトルク指令値が正の値で回転速度が負方向に増加するにつれて正方向に次第に増加する前進側特性である。
請求項(抜粋):
モータ駆動用バッテリにより給電されて車輪を駆動するモータと、ブレーキの作動を検出するブレーキセンサと、アクセル操作量を検出するアクセルセンサと、前記ブレーキセンサがブレーキの作動を検出しておらずかつ前記アクセルセンサにより検出される操作量が0でない作動状態において使用する前記モータにより前記車輪を駆動するためのトルク指令値の特性および前記ブレーキセンサがブレーキの作動を検出しておらずかつ前記アクセルセンサにより検出される操作量が0である作動状態において使用する前記モータにより車両のロールバックを抑制するためのトルク指令値の特性を記憶したトルクマップと、前記各センサにより検出した電動車両の各作動状態および前記トルクマップの各特性に基づき前記各作動状態に対応して前記モータにより前記車輪を駆動するためのトルク指令値または前記ロールバックを抑制するためのトルク指令値を演算するトルク演算手段と、このトルク演算手段により演算されたトルク指令値に基づいて前記モータの出力トルクを制御して前記車輪を駆動するとともに車両のロールバックを抑制するモータ制御装置を備えてなる電動車両におけるロールバック抑制装置において、前記トルクマップに記憶された車両のロールバックを抑制するためのトルク指令値の特性は、前記モータが前記車輪を前進方向に駆動するようにされている場合において前記モータの回転速度が0のときはトルク指令値が正の値で前記回転速度が負方向に増加するにつれて正方向に次第に増加する前進側特性よりなることを特徴とする電動車両におけるロールバック抑制装置。
IPC (3件):
B60L 3/00 ,  B60R 16/02 660 ,  B60R 16/02
FI (3件):
B60L 3/00 H ,  B60R 16/02 660 A ,  B60R 16/02 660 G
Fターム (21件):
5H115PA09 ,  5H115PG04 ,  5H115PI15 ,  5H115PI16 ,  5H115PI29 ,  5H115PU01 ,  5H115QE01 ,  5H115QE04 ,  5H115QH02 ,  5H115QN03 ,  5H115RB14 ,  5H115SE03 ,  5H115SJ12 ,  5H115SJ13 ,  5H115SJ14 ,  5H115TB01 ,  5H115TO21 ,  5H115TO23 ,  5H115TO30 ,  5H115TW10 ,  5H115TZ01

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