特許

J-GLOBAL ID：200903068469459704

電子写真用球形トナーの製造方法

発明者： 松井 茂樹 ,  白井 伸佳
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-364925
公開番号（公開出願番号）：特開2002-169332
出願日： 2000年11月30日
公開日（公表日）： 2002年06月14日
要約：

【要約】【課題】 低温定着性に優れ、かつ耐オフセット性において実用上なんら問題を発生せず、さらに流動性、耐久性に優れ、狭い粒度分布を有する球形トナーの製造方法を提供すること。【解決手段】 カルボキシル基と5員環カーボネート基とを併有するポリエステル樹脂(A)と、着色剤(B)とを必須の成分とする着色樹脂溶融体(I)を、該ポリエステル樹脂(A)の溶融状態を維持しつつ、5員環カーボネート基の開環触媒(C)の存在下で、塩基性化合物(D)を含有する水性媒体(II)中に分散させると共に、該ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル基の塩基性化合物による中和と、5員環カーボネート基の開環による該ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル基との反応とを行わせた後、得られた着色樹脂微粒子を分離する電子写真用球形トナ-の製造方法。

請求項（抜粋）：

カルボキシル基と5員環カーボネート基とを併有するポリエステル樹脂またはこのポリエステル樹脂とカルボキシル基含有ポリエステル樹脂との混合物(A)〔以下、これらをカルボキシル基と5員環カーボネート基とを併有するポリエステル樹脂(A)と略記する。〕と、着色剤(B)とを必須の成分とする着色樹脂溶融体(I)を、該ポリエステル樹脂(A)の溶融状態を維持しつつ、5員環カーボネート基の開環触媒(C)の存在下で、塩基性化合物(D)を含有する水性媒体(II)中に分散させると共に、該ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル基の塩基性化合物による中和と、5員環カーボネート基の開環による該ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル基との反応とを行わせた後、得られた着色樹脂微粒子を分離することを特徴とする、電子写真用球形トナーの製造方法。

FI (3件)：

G03G 9/08 384 ,  G03G 9/08 325 ,  G03G 9/08 331

Fターム (5件)：

2H005AA01 ,  2H005AB06 ,  2H005CA02 ,  2H005CA08 ,  2H005EA10