特許
J-GLOBAL ID:200903068477866610

ファイル同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-234714
公開番号(公開出願番号):特開平9-062556
出願日: 1995年08月21日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 複数ホスト間で同期ファイルのファイル内容の整合性を保つ。【解決手段】 更新ジョブの開始処理出口にて排他管理手段1-1は同期定義1-2に従って同期ファイル1-4を更新ジョブの占有排他とし、排他管理手段2-1にも同期ファイル2-4の占有排他要求を通知して要求結果を待ち合わせ、同期ファイル2-4の占有排他が成功した場合は、同期ファイル1-4の占有排他を共有排他に変えて参照を可能にする。更新ジョブの終了処理出口にて、排他管理手段1-1は同期定義1-2に従って排他管理手段2-1に同期ファイル2-4の占有排他解除要求を通知してから同期ファイル1-4の占有排他解除を行い、ファイル転送手段1-3は同期定義1-2に従って更新済みの同期ファイル1-4を他ホスト2に転送コピーして同期ファイル2-4の非同期更新処理を行う。
請求項(抜粋):
疎結合マルチホスト構成システムにおいて、ホスト名と同期ファイルのファイル名リストとの組をジョブ単位に記述する同期定義と、各ホストでのジョブの投入を受け付け、ジョブ単位の開始処理の結果によりジョブの実行開始および再スケジュールを制御するジョブエントリシステムと、このジョブエントリシステムより起動される各ジョブ単位にジョブ利用資源を管理し、各ジョブ単位の開始処理出口および終了処理出口をもつジョブ制御手段と、このジョブ制御手段の更新ジョブの開始処理出口にて自ホストの同期定義に従って同期ファイルを更新ジョブの占有排他とし、他ホストの排他管理手段にも同期ファイルの占有排他要求を通知して要求結果を待ち合わせ、他ホストでの同期ファイルの占有排他が成功した場合は自ホストでの同期ファイルの占有排他を共有排他に変えて同期ファイルの参照を可能にし、前記ジョブ制御手段の更新ジョブの終了処理出口にて自ホストの同期定義に従って同期ファイルに対して他ホストの排他管理手段に同期ファイルの占有排他解除要求を通知してから自ホストでの同期ファイルの占有排他解除を行う排他管理手段と、前記ジョブ制御手段の更新ジョブの終了処理出口にて自ホストの同期定義に従って自ホストで更新済みの同期ファイルを他ホストに転送コピーして他ホストでの同期ファイルの非同期更新処理を行うファイル転送手段とを有することを特徴とするファイル同期方式。

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