特許
J-GLOBAL ID:200903068483418875

エコーキャンセラ装置、及び音声通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-201231
公開番号(公開出願番号):特開2004-048253
出願日: 2002年07月10日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】エコー信号を適切に除去可能なエコーキャンセラ装置を提供すること。【解決手段】音響エコーキャンセラ部30は、外部通信装置からの音声信号Xin2(t)と、マイクロフォンから出力された音声信号Xout1(t)とを取得(S250)する。また、修正学習処理において、音声信号Xin2(t)とフィルタ係数W1[j]とを畳み込み演算することにより、エコー信号を除去するためのキャンセル信号F1(t)を生成する(S310)。その後、音声信号Xout1(t)にキャンセル信号F1(t)を加算し、エコー信号除去後の音声信号Xout2(t)を得る(S320)。更に、Xout2(t)と、Xin2(t)と、フィルタ係数W1[j]とを用いて、infomax法に基づく演算式に従い、新たなフィルタ係数を算出し、フィルタ係数を更新する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
第一の伝送路から第一の音声信号を取得すると共に、該第一の伝送路との間にエコーパスが介在する第二の伝送路から第二の音声信号を取得する音声信号取得手段と、 予め設定されたフィルタ係数に従って、前記音声信号取得手段が取得した第一の音声信号をフィルタリングすることにより、前記音声信号取得手段が取得した前記第二の音声信号に含まれる第一の音声信号のエコー信号を前記第二の音声信号から除去するためのキャンセル信号、を生成するキャンセル信号生成手段と、前記音声信号取得手段が取得した前記第二の音声信号に含まれる前記第一の音声信号のエコー信号を、前記キャンセル信号生成手段が生成したキャンセル信号を用いて前記第二の音声信号から除去し、該エコー信号除去後の第二の音声信号を出力する除去出力手段と、 該除去出力手段から出力された前記エコー信号除去後の第二の音声信号と、前記音声信号取得手段が取得した第一の音声信号と、前記キャンセル信号生成手段に対して設定された前記フィルタ係数と、に基づいて、以後に前記除去出力手段から出力される前記エコー信号除去後の第二の音声信号と、前記音声信号取得手段が取得する第一の音声信号と、が相互に独立になるように、新たなフィルタ係数を算出し、該フィルタ係数を前記キャンセル信号生成手段に対して設定することにより前記フィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段と、 を備えることを特徴とするエコーキャンセラ装置。
IPC (2件):
H04B3/23 ,  H04M1/60
FI (2件):
H04B3/23 ,  H04M1/60 C
Fターム (15件):
5K027BB03 ,  5K027DD07 ,  5K027DD10 ,  5K046AA01 ,  5K046BA01 ,  5K046BB01 ,  5K046HH02 ,  5K046HH19 ,  5K046HH39 ,  5K046HH45 ,  5K046HH55 ,  5K046HH56 ,  5K046HH77 ,  5K046HH78 ,  5K046HH79

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