特許
J-GLOBAL ID:200903068484406960

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-207716
公開番号(公開出願番号):特開平6-048146
出願日: 1992年08月04日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 減衰特性の急激な変動を防止しつつ、ばね上上下速度の微小変動時における制御作動を防止してアクチュエータの耐久性向上,消費電力の低減化を図り、制御応答性を高め得る車両懸架装置の提供。【構成】 ばね上上下速度から求められる制御信号に基づいて制御する減衰特性制御手段eと、制御信号が所定の不感帯しきい値内にある時は、ショックアブソーバaの減衰特性を最低減衰特性に固定制御する不感帯制御部fを備え、前記不感帯しきい値の初期値を、所定の行程速度を基準とした時のショックアブソーバaの最大減衰特性に対応する制御信号に対し、最大減衰特性に対する最低減衰特性の比率を乗じた値に設定し、制御信号が最大減衰特性に対応する制御信号を越えてからピーク値に達するまでの間は、最大減衰特性に対応する制御信号の値をその時の制御信号の値に更新すると共に、不感帯しきい値も制御信号の増加に比例して増加させるようにした。
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側の間に介在されたショックアブソーバと、該ショックアブソーバに設けられ、アクチュエータにより駆動されて減衰特性を変更可能な減衰特性変更手段と、ばね上上下速度を求めるばね上上下速度検出手段と、各ショックアブソーバの減衰特性を、ばね上上下速度から求められる制御信号に基づいて制御する減衰特性制御手段と、該減衰特性制御手段に設けられ、制御信号が所定の不感帯しきい値内にある時は、ショックアブソーバの減衰特性を最低減衰特性に固定制御する不感帯制御部と、を備え、前記不感帯しきい値の初期値を、所定の行程速度を基準とした時のショックアブソーバの最大減衰特性に対応する制御信号に対し、最大減衰特性に対する最低減衰特性の比率を乗じた値に設定し、制御信号が最大減衰特性に対応する制御信号を越えてからピーク値に達するまでの間は、最大減衰特性に対応する制御信号の値をその時の制御信号の値に更新すると共に、不感帯しきい値も制御信号の増加に比例して増加させることを特徴とする車両懸架装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60G 17/08

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