特許
J-GLOBAL ID:200903068486652755

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-193144
公開番号(公開出願番号):特開平7-027003
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 定常時に空燃比をリーン側に設定することによって燃費低減を図り、加速過渡時にはエンジントルクを確保するとともに、NOxの排出量を抑えつつリニアな加速性が得られるようにする。【構成】 スロットル開度の変化が大きい急加速時にはリーン空燃比から理論空燃比(ストイキ)に切り換えるが、スロットル開度の変化が小さい緩加速時には、所定期間Tの間だけ中間空燃比を使用し、その後で理論空燃比に移行させる。その際、上記所定期間Tは、中間空燃比によるNOx増加分がリーンからストイキへといきなり移行させた場合の失火等によるNOx増加分をストイキによるNOx増加分に加えたものより少なくなる期間とする。また、過渡時用と定常時用の二つの空燃比マップを用いた空燃比制御を行うようにしてもよい。
請求項(抜粋):
エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段の出力を受け、低負荷側に設定した第1リーン空燃比領域においてエンジンの空燃比を理論空燃比よりもリーン側の第1リーン空燃比に制御する第1空燃比制御手段と、前記運転状態検出手段の出力を受け、前記第1リーン空燃比領域より高負荷側に設定した理論空燃比領域においてエンジンの空燃比を理論空燃比に制御する第2空燃比制御手段と、前記運転状態検出手段の出力を受け、所定の加速状態を判定する加速判定手段と、該加速判定手段の出力を受け、所定の第2リーン空燃比領域においてエンジンが所定の加速状態に入ったときに、加速開始から所定期間はエンジンの空燃比を前記第1リーン空燃比よりもリッチ側で理論空燃比よりもリーン側の第2リーン空燃比とするよう前記第1空燃比制御手段および第2空燃比制御手段による空燃比制御に変更を加える空燃比変更手段を備えたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14

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