特許
J-GLOBAL ID:200903068488180630

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-256090
公開番号(公開出願番号):特開平10-100610
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 いわゆるエンベロープ構造を有する空気入りラジアルタイヤにおいて、長時間走行し続けた場合に、カーカスプライの折返し部の外面とトレッドゴムの内面との間に繰り返し作用する剪断応力によってゴム剥離するのを抑制することを課題とする。【解決手段】 この発明の空気入りタイヤ1は、ラジアルコード配列のカーカスプライ6の端縁7a,7b を、カーカスクラウン部8とベルト12との間に配置し、カーカスプライ6の両端縁7a,7b 間距離W2 が、ベルト12を構成する最内コードゴム引き層10の幅W1 の25〜85% であり、カーカスプライ6の折り返し部分6aの外面に沿って延び、この外面のベルト端直下位置15a,15b を含む範囲にわたって、前記外面と、これに面するショルダー部16a,16b のトレッドゴムの内面との間に、狭幅ゴムシート14a,14b を配設する。
請求項(抜粋):
クラウン部から両サイドウォール部を経て両ビード部まで延び、両ビード部にそれぞれ設けたビードコアの周りに、それぞれタイヤ内側からタイヤ外側に折り返してなるラジアルコード配列のカーカスプライの端縁を、カーカスクラウン部と、このタイヤ径方向外方に位置し、トレッド部を補強する1層以上のコードゴム引き層からなるベルトとの間に配置し、タイヤ幅方向断面にて、カーカスプライの両端縁間をタイヤ軸線方向と平行に測定した距離(W2)が、ベルトを構成する最内コードゴム引き層の幅(W1)の25〜85% である空気入りラジアルタイヤにおいて、カーカスプライの折返し部の外面に沿って延び、この外面のベルト端直下位置を含む範囲にわたって、前記外面と、これに面するショルダー部のトレッドゴムの内面との間に、これらの間で生じる剪断応力を緩和する狭幅ゴムシートを配設してなることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。

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