特許
J-GLOBAL ID:200903068491046081

溶銑の脱燐方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142452
公開番号(公開出願番号):特開平8-311517
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 溶銑の脱燐処理を行う際に、溶銑に加炭(熱源付与)しつつ脱燐を行い、転炉でのスクラップ溶解量の増大に伴う生産性の向上、或はMn鉱石添加量増大に伴うFe-Mn合金削減のメリットが可能となる方法を提供する。【構成】 インジェクションランスの下端部に設けた羽口より、1mm以下のコークス粉を溶銑中に吹き込むと同時に、それより上部に設けた羽口から、脱燐剤を吹き込み、溶銑の脱燐を行う処理において、コークス粉吹き込み羽口と脱燐剤の吹き込み羽口の位置を、下記の両式を満足するよう設定する。HC /H0 ≧0.6 ・・・(1)HC -HP ≧300mm ・・・(2)ただし、H0 :容器内溶銑の浴深(mm)HP :溶銑浴表面からの脱燐フラックス吹き込み深さ(mm)HC :溶銑浴表面からのコークス粉吹き込み深さ(mm)
請求項(抜粋):
インジェクションランスの下端部に設けた羽口より、粒径1mm以下のコークス粉を容器内の溶銑中に吹き込むと同時に、それより上部に設けた羽口から、CaO系フラックスを溶銑中に吹き込み、溶銑の脱燐を行う処理において、コークス粉吹き込み羽口および脱燐フラックスの吹き込み羽口を、下記(1)、(2)の両式を満足する位置に設けて、処理中に溶銑に加炭しつつ脱燐を効率的に行うことを特徴とする溶銑の脱燐方法。 HC /H0 ≧0.6 ・・・(1) HC -HP ≧300mm ・・・(2)ただし、H0 :容器内溶銑の浴深(mm)HP :溶銑浴表面からの脱燐フラックス吹き込み深さ(mm)HC :溶銑浴表面からのコークス粉吹き込み深さ(mm)
IPC (2件):
C21C 1/02 110 ,  C21C 5/30
FI (2件):
C21C 1/02 110 ,  C21C 5/30 Z

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