特許
J-GLOBAL ID:200903068516064152

反強誘電液晶素子の駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273862
公開番号(公開出願番号):特開平8-136899
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 静止画のノンインタレース走査時に発生するフリッカを防止する。【構成】 n条の行電極とm条の列電極とを有し、印加電圧に応じて一つの反強誘電状態と2つの強誘電状態とが形成される反強誘電性液晶を封入しmn個の表示画素を形成した液晶セル1と、液晶の強誘電状態間をスイッチングして一つの行電極上の任意の画素をON表示する第1駆動信号と同一行電極の残余の画素をOFF表示する(反強誘電状態に保つ)第2駆動信号を付与するマトリックス駆動手段(22、23、24)と、第1と第2の駆動信号に後続して一の極性における所定の電圧範囲の略中央に相当する電圧を有する直流信号を行電極と列電極との間に付与する手段とを備え、行電極を奇数行電極と偶数行電極の2つのグループに分け、奇数行電極はNTSC信号の第1フィールドの選択期間で書き込み、偶数行電極はその第2フィールドの選択期間で書き込む。
請求項(抜粋):
n条の行電極とm条の列電極とを互いに格子条に対向させるように並設した両電極基板間に、電圧印加に対して少なくとも一つの反強誘電状態と2つの強誘電状態とが相互に安定して形成される反強誘電性液晶を封入してmn個の表示画素を形成した液晶セルと前記n条の行電極とm条の列電極との間に、前記mn個の表示画素のうち選択された一つの行電極上の任意の画素のON表示する第1の駆動信号と前記選択された行電極上の残余の画素をOFF表示する第2の駆動信号を付与する様に、前記各行電極を一画面表示時間の1/nの時間毎に選択走査するマトリックス駆動手段を備えた反強誘電液晶素子の駆動装置において、前記反強誘電性液晶として印加電圧により該反強誘電状態と、電場の向きによって制御できる2つの強誘電状態間を相互にスイッチングさせることができ、且つ印加電圧の所定の電圧内における増大又は減少に応じて前記反強誘電性液晶の光透過率が少なくともマトリックス駆動に十分なヒステリシスを有する反強誘電性液晶を採用し、前記駆動手段が第1駆動信号として2つの強誘電状態間をスイッチングする交流的に変化する双極性パルスとして形成され、又前記第2駆動信号として反強誘電状態から強誘電状態へのスイッチングが行われない範囲の電圧で交流的に変化する双極性パルスとして形成され、且つ該第1と第2の駆動信号に後続して一の極性における所定の電圧範囲の略中央に相当する電圧を有する直流信号を前記n条の行電極とm条の列電極との間に付与する様にして一画面表示を完成させ、その後、或いは前記の操作を複数回繰り返した後、前記駆動手段が前記第1及び第2駆動信号及びこれらに後続する直流信号の電圧極性を全て逆極性とした電圧を、前記と同様の操作により該n条の行電極とm条の列電極との間に印加し、さらに、前記行電極を奇数行電極と偶数行電極の2つのグループに分け、奇数行電極はNTSC信号の第1フィールドの選択期間で書き込み、偶数行電極はその第2フィールドの選択期間で書き込むことを特徴とする反強誘電液晶素子の駆動装置。
IPC (3件):
G02F 1/133 560 ,  G02F 1/133 505 ,  G09G 3/36

前のページに戻る