特許
J-GLOBAL ID:200903068517621934

円すいころ軸受用保持器及び複列円すいころ軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-019762
公開番号(公開出願番号):特開2002-227849
出願日: 2001年01月29日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 内輪軌道37の周囲に組み付ける以前に、ポケット40から円すいころ36が脱落しない様にして、円すいころ軸受ユニットの組立作業の容易化を図る。【解決手段】 各柱部41の円周方向両側面に凸部42を形成し、上記円すいころ36の小径側端部が上記ポケット40から抜け出ない様にする。又、リム部44の内側面に形成した係合突片45と、上記円すいころ36の大径側端面に形成した凹孔46とを係合させて、この大径側端部が上記ポケット40から抜け出ない様にする。更に、フランジ部39の内周縁に形成した係止突条47と、上記内輪軌道37に隣接する円筒面部38に形成した係止凹溝48とを係合させて、保持器35が上記内輪軌道37から軸方向にずれない様にする。これらにより、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
円周方向に関して互いに等間隔に、全体が円すい筒状となる状態に配列された複数の柱部と、これら各柱部の軸方向両端部のうち、大径側端部同士を連続する円環状のリム部と、上記各柱部の小径側端部から径方向内方に折れ曲がった形状を有し、小径側端部同士を連続する円輪状のフランジ部とを備え、円周方向に隣り合う柱部の両側面と上記リム部及びフランジ部の互いに対向する側面とにより四周を囲まれる部分を、それぞれ円すいころを転動自在に保持する為のポケットとして成り、径方向に関するこれら各ポケットの位置を、これら各ポケット内に保持すべき上記各円すいころのピッチ円よりも外方に位置させると共に、これら各ポケットの外径側開口部の円周方向に関する幅を、上記円すいころの直径よりも小さくした円すいころ軸受用保持器に於いて、上記フランジ部の内周縁は上記ピッチ円よりも径方向内方に存在しており、このフランジ部の内側面の内径寄り部分から上記各柱部の円周方向両側面の小径側端部にかけての部分に、円周方向に突出する凸部を設けると共に、上記各ポケットを介して互いに対向する凸部の先端縁同士の間隔を、上記各円すいころの小径側端部の外径よりも小さくした事を特徴とする円すいころ軸受用保持器。
IPC (3件):
F16C 33/46 ,  B60B 35/14 ,  F16C 19/38
FI (3件):
F16C 33/46 ,  B60B 35/14 V ,  F16C 19/38
Fターム (14件):
3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA05 ,  3J101BA23 ,  3J101BA34 ,  3J101BA44 ,  3J101FA04 ,  3J101FA44 ,  3J101FA46 ,  3J101GA01

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