特許
J-GLOBAL ID:200903068520363148
インバータ駆動電動機の静止張力による巻取り巻戻し制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西村 政雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-191772
公開番号(公開出願番号):特開平8-026548
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 シート材搬送に誘導電動機を使い、静止張力での励磁電流を極力抑えてインバータ素子の破壊を防ぎ、ロスの少ないワインダ制御装置を得る。【構成】 ワインダ径と張力偏差とから静止張力電流を演算して、電動機1次電流が最小になるように励磁電流と2次電流を決め、インバータ駆動装置を制御するようにして成る。
請求項(抜粋):
張力制御を行って製品を巻き取るワインダ装置および巻戻す装置において、ベクトル制御されるインバータ駆動装置を介して駆動される誘導電動機に連結されたワインダと、巻取り巻戻しされる線条または帯状の巻取り巻戻し部材を走行させる搬送ロールと、ワインダと搬送ロールの巻取り巻戻し部材の張力を検出する張力検出器と、ワインダと搬送ロールの各速度から巻取り巻戻し部材の径を演算する径演算器と、張力設定器で設定された張力と張力検出器からの検出張力との偏差で巻取り巻戻し部材の張力を制御する張力制御器と、この張力制御器と径演算器とからの入力により巻取り巻戻し部材の走行速度を零にしたまま張力を掛ける静止張力制御のための電流を演算する静止張力電流演算器と、この静止張力電流演算器の演算により算出された励磁電流と2次電流をそれぞれ励磁電流演算器と2次電流演算器を介してベクトル制御がなされワインダを運転するインバータ駆動装置とをそれぞれ備え、前記張力設定器で設定された静止張力に対して前記誘導電動機の電動機1次電流が最小になるように決定する制御機能を有することを特徴とするインバータ駆動電動機の静止張力による巻取り巻戻し制御装置。
IPC (3件):
B65H 23/192
, B21C 47/00
, B65H 23/198
引用特許: