特許
J-GLOBAL ID:200903068523386580

ヘッドレストの位置決め構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤原 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-329234
公開番号(公開出願番号):特開平10-151035
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】部品点数が最小限で安価に製作でき、組付作業性も格段に良好となる、ヘッドレストの位置決め構造を提供すること。【解決手段】ヘッドレストのサポート本体1と、複数の位置決め溝11が形成され嵌挿孔4内に嵌挿されるステー10と、ステーの位置決め溝の所定位置に解除可能に係合してヘッドレストの位置決めを行う位置決め部材20とで構成され、位置決め部材は、フックスプリング材30と、操作用のノブ21とからなり、フックスプリング材30は、ばね性を有する金属線材で一体形成され、サポート本体頭部2に形成されたスライド孔内に摺動自在に嵌合されるスライド部31及びステーロック部32と、ノブ21に弾性的に係合するとともに、ステーロック部32をステーの位置決め溝の方向に押圧するように弾性付勢されている弾性係合部33とを備え、弾性係合部の弾性変形と弾性復元によりステーのロック及びロック解除とを行うようになっている。
請求項(抜粋):
シートバックに固定されるヘッドレストのサポート本体と、複数の位置決め溝が形成され前記サポート本体に設けられた嵌挿孔内に嵌挿されるステーと、このステーの位置決め溝の所定位置に解除可能に係合してヘッドレストの位置決めを行う位置決め部材とからなるヘッドレストの位置決め構造であって、前記位置決め部材は、フックスプリング材と、操作用のノブとからなり、前記フックスプリング材は、ばね性を有する金属線材で一体形成され、スライド部と、ステーロック部と、弾性係合部と、抜け止め防止部とを備え、スライド部は、前記サポート本体の頭部に形成され、前記嵌挿孔と直交方向に連通しているスライド孔の両端に当接して、該スライド孔の形成方向に沿って摺動自在に嵌合されており、ステーロック部は、前記スライド孔の先端部側に位置し前記ステーの位置決め溝の所定位置に係合する位置と、前記ノブの押圧操作によりスライド孔の先端方向に摺動して前記ステーの位置決め溝との係合を解除する位置とに選択的に移動可能であり、弾性係合部は、フックスプリング材の少なくとも一方の端部に形成され、前記ノブに弾性的に係合するとともに、前記ステーロック部を前記ステーの位置決め溝の方向に押圧するように弾性付勢されており、抜け止め防止部は、サポート本体のスライド孔に対して操作ストローク内での摺動を許容するとともに、操作ストロークを越えての移動を禁止していることを特徴とするヘッドレストの位置決め構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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