特許
J-GLOBAL ID:200903068523921117

コンピュータシステムのプログラム連携機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220085
公開番号(公開出願番号):特開平6-068046
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】応用システム構築の簡易化を図る。【構成】各モジュールは、アプリケーション本体21、マクロ実行処理プログラム22、および通信処理プログラム23から構成され、通信処理プログラム23によるプロス間通信によってモジュールが連携される。この場合、クライアントモジュールは、サーバモジュールに対してマクロ定義、マクロ呼び出しのための要求を行ない、サーバモジュールはマクロ言語により指定された一連の機能をアプリケーション本体21に実行させて、結果をクライアントモジュールに返却する。このクライアント・サーバモデルのモジュール連携により、例えば、データベース、ワープロ、表計算、電子メール等の既存の応用プログラム群からそれぞれ必要な機能を、マクロ言語で制御、連携することができ、既存の応用プログラムを利用して応用システムを容易に構築できる。
請求項(抜粋):
各種固有機能をそれぞれ持つ複数の応用プログラムを実行するコンピュータシステムにおいて、前記応用プログラムの持つ各機能とその機能を実行させるためのコマンド名との対応が定義されるコマンド登録手段と、前記応用プログラムの持つ1以上の固有の機能から構成される一連の処理手続きがマクロ言語により記述されて定義されるマクロ言語登録手段と、前記コマンド登録手段およびマクロ言語登録手段を参照して他の応用プログラムからのマクロ処理要求を解析し、その処理要求に対応した一連の処理手続きが実行されるように前記応用プログラムに対してその一連の処理手続きに対応するコマンド群を発行するマクロ実行手段と、このマクロ実行手段と他の応用プログラムとの間のプロセス間通信を実行し、要求元のプログラムからマクロ実行手段へのマクロ処理要求の通知、およびその処理結果をマクロ実行手段から要求元プログラムに返却する通信手段とを、前記各応用プログラム毎に具備し、要求された個々の機能を持つ複数の応用プログラムをマクロ言語で連携して所定の応用処理を実行することを特徴とするコンピュータシステムのプログラム連携機構。

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