特許
J-GLOBAL ID:200903068525342823

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351648
公開番号(公開出願番号):特開平7-186664
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 複合路においてゴツゴツ感と制振性の好適なバランスとることができる車両懸架装置を提供する。【構成】 加速度センサ80によりバネ上加速度を検出し、バネ上速度演算部82がバネ上加速度に基づいてバネ上速度を演算する。一方官能値演算部88によって、バネ上加速度から抽出した高周波振動成分(ゴツゴツ感)の官能値を演算し、この演算された官能値に基づき閾い値補正部87にて、ショックアブソーバ3の状態を切り替える指令値を演算する指令値演算部83に付与される、切り替え閾い値の補正を演算する。
請求項(抜粋):
車両のバネ上とバネ下との間に配設され、作動流体の流路を調整することにより減衰係数を変更するショックアブソーバと、車両のバネ上の上下方向加速度を検出する加速度検出手段と、該加速度検出手段からの信号に基づいて、バネ上の上下方向速度を演算するばね上速度演算手段と、該バネ上速度演算手段によって演算されたバネ上速度に基づいて、前記ショックアブソーバの状態を、縮み側減衰力を小さく伸び側減衰力大きく設定する第1のモードと、伸び側減衰力を小さく縮み側減衰力を大きく設定する第2モードと、伸び側及び縮み側減衰力をともに小さく第3のモードとの、少なくとも3モードのいずれかの状態に切り替えるための切り替え指令値を演算する指令値演算手段と、前記加速度検出手段により検出される前記バネ上加速度から抽出した高周波振動成分の官能値を演算する官能値演算手段と、該官能値演算手段にて演算された官能値に基づいて、前記ショックアブソーバに付与される前記切り替え指令値の閾い値を補正する閾い値補正手段と、を具備したことを特徴とする車両懸架装置。

前のページに戻る