特許
J-GLOBAL ID:200903068525862223

免疫学的測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325032
公開番号(公開出願番号):特開平6-174724
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 凝集塊の大きさと数とを時系列で測定できる免疫学的凝集測定装置を提供する。【構成】 散乱光強度測定のための半導体レーザ光源のレーザ光は、集光レンズ2によってコリメートされ、抗原および抗体を含む試料ガラスセル内の内壁近傍に照射される。試料溶液中の凝集塊からの散乱光は、受光レンズ6を介して複数の受光素子のフォトダイオード8(8a〜8d)によって電気信号として測定される。フォトダイオード8の出力は増幅器10により電流電圧変換、増幅後、AD変換器11によりAD変換されてコンピュータ12に入力され、凝集塊の粒径とその数を表示するためのデータ演算を行なう。
請求項(抜粋):
生体試料中に含まれる抗原もしくは抗体と特異的に反応する抗体もしくは抗原と、或いは、抗体もしくは抗原を付けたラテックス粒子を含む溶液を混合して抗原抗体凝集反応を生じさせることにより、生体試料中の諸成分の量を測定する免疫学的測定装置において、レーザ光源と、レーザ光源からのレーザ光束をコリメートして反応試料セルに照射する手段と、反応試料セル中の抗原及び抗体を含む試料溶液を撹拌することにより、抗原抗体凝集反応を均一に発現させ、且つ、撹拌による流れにより凝集散乱体をレーザ光束中に通過させる手段と、試料セル中の散乱体からの多重散乱光の受光を防ぐ目的で、レーザ光束を試料セル内壁近傍に通過させる手段と、試料セルからの散乱光を受光する受光素子と、受光素子からの信号を評価して抗原抗体反応による凝集塊の粒子径とその数を時系列的に計測する手段と、計測された凝集塊の粒子径とその数を表示する手段とを備えたことを特徴とする免疫学的測定装置。
IPC (3件):
G01N 33/543 ,  G01N 15/02 ,  G01N 15/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-243565
  • 特開平4-077670
  • 特開昭57-175957
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