特許
J-GLOBAL ID:200903068533305546

熱間自動研削機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318175
公開番号(公開出願番号):特開平7-171752
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 熱間で、鋼片の表面傷を研削除去して、熱エネルギーを削減する。【構成】 周囲に電磁石Mが周設された割り円同3の内側に回転体を内設し、この回転体の鞘筒部5aの4平面部にガイドロッド16を立設し、この先端部に設けたピンで前記電磁石Mに吸引される吸引板22を有し、圧下板23を圧下する圧下リンク21を有する圧下機構20と、ガイドロッド16で案内され、砥石支持軸11を支持するブロック17に固着される第1シリンダ31と、これと共用のピストンロッド33で支持され、ブロック17との間に圧縮コイルばね34が介装されてなる第2シリンダとからなる摩耗量追従機構30と、回転機構40とからなる砥石駆動装置10を、回転体に設けることにより、鋼片Wに対して自由自在に砥石を押圧して、鋼片Wの表面傷を熱間で研削除去することができる。
請求項(抜粋):
支持フレームに固着された軸受で一端側が支持され、円断面をした被研材が通る素材通路を径方向の中心に有する内筒と、前記支持フレームに固着され、内方に突出する複数の電磁石が外周部に設けられてなる固定円胴と、前記支持フレームに設けられた駆動装置により駆動され、前記固定円胴の両開口部の内側に夫々軸受を介して支持される大径部を有すると共に、これら大径部の円板部を繋ぎ、前記内筒に隙間を持って外装される鞘筒部とからなる回転体と、前記割り軸受の反対側の円板部に設けた長孔からの突出端に複数の円形状の砥石が積層状に外嵌され、径方向の中心に冷却液通路を有し、該冷却液通路から積層状の砥石の内側に冷却液を供給する放射状液通路を有すると共に、前記円板部の内側に設けられ、前記回転体に設けたスリップリングを介して供給される電力により前記鞘筒部に接近すると共に、電力の供給停止により離反する砥石駆動装置と、前記軸受と鞘筒部とに設けた冷却液供給通路から前記冷却液通路の反砥石側にスイベルジョイントを介して連通する伸縮自在な冷却液供給管と、前記割り軸受の外側に設けられ、前記内筒の素材通路を通る被研材の表面傷を検出する入側傷検知器及び被検材の寸法を検出する入側寸法検知器と、該入側傷検知器からの傷情報により、入側傷探傷器と砥石との間の距離と被研材の移動速度とから求めた時間後に前記電磁石に制御された電力を供給して前記砥石を鞘筒部方向に移動させる砥石位置制御器と、前記回転体の出側に設けられる出側寸法検知器と、前記入側寸法検知器と出側寸法検知器とからの寸法情報から前記砥石の摩耗量を求め、該摩耗量に応じて前記砥石を被研材の径方向の中心方向に移動させる摩耗量追従制御器とからなることを特徴とする熱間自動研削機。
IPC (4件):
B24B 27/033 ,  B21B 45/00 ,  B21C 51/00 ,  B24D 3/04

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