特許
J-GLOBAL ID:200903068536868789

通信ネットワークおよびエッジデバイスおよびコネクション設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049473
公開番号(公開出願番号):特開平10-247916
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 既存のネットワークの構成要素に特殊な機能を付加しなくとも、ルータを介さない通信が実現できる通信ネットワークを提供する。【解決手段】 通常のルータネットワークのルータRとLANとの間に、入口EDと出口EDを挿入し、各EDをATMネットワークと接続することによって通信ネットワークを構成する。入口EDは、パケットの流量に基づき、SCPを形成する通信である対象通信を定め、当該対象通信に係わるパケットと同じ発着IPアドレスを有し、入口EDのATMアドレスを保持したSCP勧誘パケットをデフォルトルートに送出する(I)。出口EDは、SCP勧誘パケットによって通知されたATMアドレスを用いて、入口EDとの間にショートカットパスを確立する(II)。入口EDは、確立されたSCPを用いて、当該対象通信に関するショートカット通信を行う(III)。
請求項(抜粋):
ATMネットワークと、第1および第2のLANと、第1および第2のルータを有し、第1および第2のルータがそれぞれ前記第1及び第2のLANと接続されたとき、前記第1のLANと前記第2のLANの間の通信を可能とするルータネットワークと、前記第1のLANと前記第1のルータと前記ATMネットワークとに接続される第1のエッジデバイスと、前記第2のLANと前記第2のルータと前記ATMネットワークとに接続される第2のエッジデバイスとを含む通信ネットワークにおいて、前記ATMネットワークには、前記第1のエッジデバイスから第2のエッジデバイスへ情報を伝達できる通信コネクションが設定されており、前記第1のエッジデバイスは、前記第2のLANに接続されている通信機器のIPアドレスを保持する宛先IPアドレス保持手段と、前記第1のLANから受信したIPパケットに設定されている宛先IPアドレスが、前記宛先IPアドレス保持手段に保持されているいずれかのIPアドレスと一致していた場合に、そのIPパケットの内容を表す情報を前記通信コネクションを用いて前記第2のエッジデバイスに送信する第1送信手段と、前記第1のLANから受信したパケットに設定されている宛先IPアドレスが、前記宛先IPアドレス保持手段に保持されているいずれのIPアドレスとも一致していなかった場合に、前記パケットを前記第1のルータに転送する第1転送手段とを備え、前記第2のエッジデバイスは、前記第2のルータから受信したパケットを、前記第2のLANに転送する第2転送手段と、前記通信コネクションを介して受信された情報から、前記第1送信手段が送信した情報の元となったパケットを復元する復元手段と、この復元手段が復元したパケットに含まれる宛先IPアドレスに対応するMACアドレスを認識する認識手段と、前記復元手段で復元されたIPパケットに、宛先MACアドレスとして前記認識手段で認識されたMACアドレスを設定し、送信元MACアドレスとして前記第2のルータのMACアドレスを設定して、前記第2のLANに送信する第2送信手段とを備えることを特徴とする通信ネットワーク。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  H04L 12/46 ,  H04L 12/66 ,  H04Q 3/00
FI (4件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/00 310 C ,  H04L 11/20 B

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