特許
J-GLOBAL ID:200903068540926513

冷間加工性に優れた冷間圧造用鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 ▲龍▼雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-082694
公開番号(公開出願番号):特開2000-273580
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 球状化焼鈍を行うことなく冷間加工することができる冷間加工性に優れた冷間圧造用鋼およびその製造方法を提供する。【解決手段】 鋼中のCをセメンタイト生成温度よりも高温でVC炭化物として析出させることにより、鋼中の固溶C量を実質的に低減させ、初析フェライト量を大幅に増加させ、冷間加工性を著しく向上させたものである。すなわち、本発明の冷間圧造用鋼は、化学成分がmass%で、C:0.06〜0.50%、Si:0.05%以下、Mn:0.5〜1.0%以下、V:0.10〜0.60%を含み、初析フェライトとパーライトとの合計量が面積率で90%以上であり、かつ前記初析フェライト量が下記式(1) で示されるf値以上の面積%を有する。f=100-125[C] +22.5[V] ......(1)但し、[C] ,[V] はC,Vの含有%であり、f>100でf=100である。
請求項(抜粋):
化学成分がmass%で、C :0.06〜0.50%、Si:0.05%以下、Mn:0.5〜1.0%以下、V :0.10〜0.60%を含み、初析フェライトとパーライトとの合計量が面積率で90%以上であり、かつ前記初析フェライト量が下記式(1) で示されるf値以上の面積%であり、前記初析フェライト中にVCが析出した冷間加工性に優れた冷間圧造用鋼。f=100-125[C] +22.5[V] ......(1)但し、[C] ,[V] はC,Vの含有%であり、f>100のときはf=100とする。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/12
FI (3件):
C22C 38/00 301 Y ,  C21D 8/06 A ,  C22C 38/12
Fターム (18件):
4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA02 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD01

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