特許
J-GLOBAL ID:200903068544522069

固体撮像素子の基板電圧調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-291361
公開番号(公開出願番号):特開平8-149375
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 固体撮像素子のSUB電圧の調整を、特別な機器を使用せず、自動的に行うようにすること。【構成】 アイリスを全開に固定し、且つ固体撮像素子の後段の自動利得制御回路の利得を最小値に固定した状態で、例えば固体撮像素子の出力信号を飽和に至らしめる強度を有する白色光源を撮像し、演算処理手段が、SUB電圧を最大値から順次変化させるとともに、固体撮像素子の蓄積電荷量が適切かどうかを固体撮像素子の出力信号のデータによって判定し、適切と判定されたSUB電圧に該当するデータをメモリに記憶して、この判定処理後は、メモリに書き込まれたデータに相当するSUB電圧を、演算処理手段が固体撮像素子に自動的に与える。
請求項(抜粋):
入射光を電気信号に変換し、発生した電荷の蓄積量がその基板電圧により変化する固体撮像素子における、前記基板電圧の適正値を得るための調整方法であって、前記固体撮像素子の出力信号をディジタル変換するA/Dコンバータと、変換されたディジタル信号のデータを演算処理する演算処理手段と、この演算処理手段からのデータを直流電圧に変換し前記固体撮像素子へ前記基板電圧として印可する基板電圧印加手段とを具備し、前記固体撮像素子の出力信号を飽和に至らしめる強度を有する白色光源またはその光源に照射された白色の被写体を撮像し、前記演算処理手段が、前記基板電圧を順次変化させるとともに、前記固体撮像素子の蓄積電荷量が適切かどうかを前記固体撮像素子の出力信号のデータによって判定し、適切と判定された前記基板電圧に該当するデータをメモリに記憶して、前記の判定処理後は、前記メモリに書き込まれたデータに相当する前記基板電圧を、前記演算処理手段が前記基板電圧印加手段を介して前記固体撮像素子に自動的に与えるようにしたことを特徴とする固体撮像素子の基板電圧調整方法。

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