特許
J-GLOBAL ID:200903068550317787

電波発射源存在範囲推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278983
公開番号(公開出願番号):特開平10-104337
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 電波発射源存在範囲推定装置に於いて、オペレータが容易に電波発射源の存在範囲を認識できるようにすることにある。【解決手段】 方位線算出部13が、データ記憶部2に格納されている複数のセンサ情報に基づいて、各測定点から電波発射源への方位線を算出し、中心位置算出部17が、各方位線の交点の分布の中心位置を算出し、中間方位線算出部16が、方位線の最大交差角を2等分する中間方位線を算出し、離心率算出部18が最大交差角に基づいて楕円の離心率を算出する。その後、楕円方程式算出部19が、中心,離心率を中心位置算出部17,離心率算出部18で算出された中心位置,離心率とし、長軸方向を中間方位線算出部16で算出された中間方位線の方向とする楕円であって、方位線の交点の内の、オペレータによって指定された割合の交点を含む楕円の方程式を算出し、それによって示される楕円を表示部31に表示する。
請求項(抜粋):
電波発射源が存在する範囲を推定する電波発射源存在範囲推定装置に於いて、それぞれが異なる測定点で測定された、その測定点の位置を示す位置情報とその測定点に対する前記電波発射源の方位角を示す方位角情報とから構成される複数のセンサ情報が格納されたデータ記憶部と、該データ記憶部に格納されている各センサ情報に基づいて各センサ情報に対応する方位線を求める方位線算出部と、該方位線算出部で算出された方位線の交点の分布の中心位置を算出する中心位置算出部と、前記複数のセンサ情報の内の、方位角が最も大きいセンサ情報に対応する方位線と方位角が最も小さいセンサ情報に対応する方位線との交差角を2等分する中間方位線を算出する中間方位線算出部と、前記中心位置算出部で算出された中心位置を中心とし、前記中間方位線算出部で算出された中間方位線の方向を長軸の方向とし、離心率を所定の離心率とする楕円であって、前記前記方位線算出部で算出された全ての方位線の交点の内の、所定の割合の交点を含む楕円の方程式を算出する楕円方程式算出部と、該楕円方程式算出部で算出された方程式によって示される楕円を緯度線,経度線と重畳して表示部に表示すると共に、前記方位線算出部で算出された各方位線を前記緯度線,経度線と重畳して前記表示部に表示する表示制御部とを備えたことを特徴とする電波発射源存在範囲推定装置。
IPC (2件):
G01S 7/10 ,  G01S 13/06
FI (2件):
G01S 7/10 ,  G01S 13/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-282280
  • 特開平3-282279

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