特許
J-GLOBAL ID:200903068552450883

遠心式多翼ファン及びその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-087055
公開番号(公開出願番号):特開平7-293494
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 遠心式多翼ファンを樹脂にて一体成形するに際して、製品強度の向上と成形型の加工費低減をはかる。【構成】 シュラウド4を遠心式多翼ファンにおいて、このシュラウド4に、端板1の外径D2と略同等の内径D1を持ち軸方向に延びる軸線と略平行な吸込側端部4aと、この吸込側端部4aから半径方向外方に滑らかに湾曲してファン吐出方向に延びる湾曲部4bとを形成し、さらに前記シュラウド内周面の途中に、前記軸線と略平行な前記吸込側端部4aの内周面を所定量δだけ半径方向外方に移行させる段部4cを形成し、この段部4cの半径方向外方端に前記湾曲部4bの内周面を接続し、前記D1、D2を通る合わせ面Gを持つ成形型A、Bによって前記ボス部1、前記端板2、前記ブレード3及びシュラウド4を樹脂にて一体成形する。
請求項(抜粋):
駆動源の回転軸に結合されるボス部と、このボス部が中心部に配置された円板状の端板と、この端板の外周側において、前記ボス部の回転中心を中心とする1つの円上に配置された多数のブレードと、このブレードの軸方向において前記端板とは反対側の部位に配置されたシュラウドとを備え、このシュラウドには、前記端板の外径と略同等の内径を持ち軸方向に延びる軸線と略平行な吸込側端部と、この吸込側端部から半径方向外方に滑らかに湾曲してファン吐出方向に延びる湾曲部とが形成されており、さらに前記シュラウド内周面の途中に、前記軸線と平行な前記吸込側端部の内周面を所定量だけ半径方向外方に移行させる段部が形成され、この段部の半径方向外方端に前記湾曲部の内周面が接続され、前記ボス部、前記端板、前記ブレード及び前記シュラウドが樹脂にて一体成形されていることを特徴とする遠心式多翼ファン。
IPC (2件):
F04D 29/30 101 ,  F04D 29/28

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