特許
J-GLOBAL ID:200903068553727633

磁気抵抗型薄膜磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015907
公開番号(公開出願番号):特開平6-203339
出願日: 1993年01月05日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 磁化の乱れを整えることによってノイズを減らし安定した再生出力を得ることができる磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを提供する。【構成】 磁性基板4上に形成された磁気抵抗効果素子1と、磁気抵抗効果素子1の磁化容易軸方向に対して傾斜して形成された複数の電極2a〜2dとを備える磁気抵抗型薄膜磁気ヘッドにおいて、磁気抵抗効果素子1の磁化困難軸方向に磁界を印加するバイアス導体9を設け、バイアス導体9に周期Tの交流電流を一定時間印加し、磁気抵抗効果素子1に直流電流をt時間(但しt>T/2)印加する。磁気抵抗効果素子1の磁化が外乱磁場で乱されても、バイアス電流からの磁界HBと、傾斜電極2a〜2dを流れる電流からの磁界Hとの作用で磁気抵抗効果素子1の磁化は、磁化困難軸方向から少し傾いた方向に揃う。次いで、交流電流を零にすれば、磁気抵抗効果素子の磁化は磁化容易軸方向に揃う。
請求項(抜粋):
磁性基板上に形成された磁気抵抗効果素子と、前記磁気抵抗効果素子上に該磁気抵抗効果素子の磁化容易軸方向に対して傾斜して形成された複数の電極とを備える磁気抵抗型薄膜磁気ヘッドにおいて、前記磁気抵抗効果素子の磁化困難軸方向に磁界を印加するためのバイアス導体を設け、前記バイアス導体に周期Tの交流電流を一定時間印加すると共に、前記磁気抵抗効果素子に一定方向の電流を時間t(ただし、t>T/2)の間印加することを特徴とする磁気抵抗型薄膜磁気ヘッド。
IPC (2件):
G11B 5/39 ,  G11B 5/02

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