特許

J-GLOBAL ID：200903068562798152

超音波モータ

発明者： 舟窪 朋樹 ,  今林 浩之 ,  藤村 毅直 ,  津幡 敏晴 ,  谷口 芳久
出願人/特許権者： オリンパス光学工業株式会社
代理人 (1件)： 伊藤 進
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-171067
公開番号（公開出願番号）：特開平5-227770
出願日： 1992年06月29日
公開日（公表日）： 1993年09月03日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、超音波振動子をモータ枠に対してリジットに固定することができ、駆動時の振動効率を高めることができる超音波モータを提供する。【構成】超音波振動子(ステータ)10の弾性体1が電気-機械エネルギー変換素子6を固着した振動部2と、該振動部に対し移動子(ロータ)11の回転軸に沿った方向に離間して形成され、モータ枠に固定される固定部3と、該固定部と上記振動部を連結する連結部4とよりなり、また上記連結部に、全周に亘る溝17を設け、また超音波振動子の弾性体に、移動子との接触面に対し、略平行で、かつ弾性体の全周に亘る溝13、あるいは空隙部15を形成する。

請求項（抜粋）：

弾性体と該弾性体に固着された電気-機械エネルギー変換素子とからなり、該電気-機械エネルギー変換素子に交番電圧を印加することにより、振動する超音波振動子と、この超音波振動子の表面に圧接されることにより、上記超音波振動子の振動によって駆動される移動子と、を具備する超音波モータにおいて、上記超音波振動子の弾性体が、上記電気-機械エネルギー変換素子を固着した振動部と、該振動部に対し移動子の回転軸に沿った方向に離間して形成され、他の部材に固定される固定部と、該固定部と上記振動部とを連結する、該振動部より曲げ剛性の低い連結部とよりなることを特徴とする超音波モータ。