特許
J-GLOBAL ID:200903068563195834

聴診音、特に呼吸音の分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-606127
公開番号(公開出願番号):特表2002-538921
出願日: 2000年03月23日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】【課題】 経時的に変化する呼吸音の周波数に関する情報を改善する。【解決手段】 医学的な音、特に呼吸音の分析装置に関し、選択された瞬間に各強度が結合され、この強度でサンプリングされる音響信号を受信する入力と、計算手段3に協働し所定の音響周波数に各強度が結合される変換強度のセットを推定する処理モジュールを備えた保存手段2,4,5とを含む。分析装置は、結合された周波数に対応して各変換強度を送る保存手段2と、周波数に応じた変換強度を示す手段6,90,91とに結合され、聴診音のスペクトル表示を得る出力26を含む。本発明によれば、処理モジュールは、選択された各瞬間に対して変換強度のセットを推定でき、保存手段2は、結合された周波数と選択された瞬間とに応じて各変換強度を記憶する。こうして、聴診音の時間と周波数とにおける三次元表示が得られる。
請求項(抜粋):
間接聴診音、特に呼吸音の分析装置であって、選択された瞬間(m)に各強度が結合され、多数の強度(I(m))でサンプリングされる音響雑音を示す時間信号(S(t))を受信する入力(12,72)と、 計算手段(3)と協働して、所定の音響周波数(fk)に各強度が結合される変換強度のセット(IT(fk))を推定するように構成された、処理モジュールを備える保存手段(2、4、5)とを含み、保存手段(2)が、さらに、前記変換強度を記憶するように構成され、 結合された周波数に対応して各変換強度を送る保存手段(2)と、周波数に応じた変換強度を示す手段(6,90,91)とに結合されて、聴診音のスペクトル表示を得る出力(26)とを含む装置において、 処理モジュールが、さらに、結合される選択された瞬間(m)と選択された開始の瞬間(m0)との間の隔たりに応じて、各強度(Φ[I(m)])に対して位相を推定することにより、複雑な値(IC(n))とその組み合わせ値(IC*(n))とを各強度に割り当てるように構成され、 処理モジュールが、さらに、選択された各瞬間(m)に対して変換強度のセット(IT(m、fk))を推定するように構成され、これが、多数の現行の瞬間(n)について複数項の和を各周波数(fk)に対して求めることにより行われ、この複数項が、現行の各瞬間(n)に対して、a)選択された瞬間(m)と現行の瞬間(n)との和に結合される複雑な強度(IC(m+n))と、b)選択された瞬間と現行の瞬間との差に結合される組み合わせた複雑な強度(IC*(m-n))と、c)周波数(fk)と現行の瞬間(n)との間の純粋な想像上の積の複雑な指数関数とを介在させる積の結果として得られ、 保存手段(2)が、結合される周波数(fk)と選択された瞬間(m)とに応じて、各変換強度(IT)を記憶し、 こうして、リアルタイムスケールを保持しながら聴診音の時間(m)および周波数(fk)における三次元表示が得られることを特徴とする間接聴診音、特に呼吸音の分析装置。
FI (2件):
A61B 7/04 Y ,  A61B 7/04 A

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