特許
J-GLOBAL ID:200903068567302171

純粋なベンゼンと純粋なトルエンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223762
公開番号(公開出願番号):特開平8-176018
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【課題】 芳香族炭化水素を含有する予備生成物から純粋なベンゼンと、純粋なトルエンを製造するために、製造されるベンゼンおよびトルエンが、異物、ことに非芳香族炭化水素をほとんど含まず、しかも著しい高コストを必要としない新規な方法を提供すること。【解決手段】 蒸留安定化工程1においてガスから予備生成物を釈放し、釈放された予備生成物を分離して高ベンゼン分中間生成物と高トルエン分中間生成物とになし、この高ベンゼン分中間生成物および高トルエン分中間生成物を、抽出蒸留工程2に給送し、抽出蒸留カラム4の異なる棚段に分けて給送し、純粋ベンゼン、純粋トルエンおよび抽出剤の混合物を抽出蒸留カラムの塔底3から取出し、抽出剤をストリッピング工程5において純粋ベンゼンおよび純粋トルエンから分離して抽出蒸留工程2に返還する、芳香炭化水素含有予備生成物から純粋ベンゼンと純粋トルエンを得る方法。
請求項(抜粋):
蒸留安定化工程(1)においてガスから予備生成物を釈放し、釈放された予備生成物を分離して高ベンゼン分中間生成物と高トルエン分中間生成物とになし、この高ベンゼン分中間生成物および高トルエン分中間生成物を、抽出蒸留工程(2)に給送し、抽出蒸留カラム(4)の異なる棚段に分けて給送し、純粋ベンゼン、純粋トルエンおよび抽出剤の混合物を抽出蒸留カラム(4)の塔底(3)から取出し、抽出剤をストリッピング工程(5)において純粋ベンゼンおよび純粋トルエンから分離して抽出蒸留工程(2)に返還する、芳香炭化水素含有予備生成物から純粋ベンゼンと純粋トルエンを得る方法であって、蒸留安定化工程(1)において、上記予備生成物を高ベンゼン分中間生成物と高トルエン分中間生成物とに分離し、一方において高ベンゼン分中間生成物を、蒸留安定化工程(1)から、抽出蒸留工程(2)に直ちに給送するか、他方において高トルエン分中間生成物を、抽出蒸留工程(2)に給送する前に、予備蒸留工程(6)において高沸点組成分からストリッピング処理に附することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07C 7/08 ,  C07C 15/04 ,  C07C 15/06 ,  C10G 7/08

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