特許
J-GLOBAL ID:200903068567839078
薬理薬物の新規製剤、その製造法及びその使用法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-505749
公開番号(公開出願番号):特表2002-507976
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2002年03月12日
要約:
【要約】本発明によれば、実質的に水不溶性の薬理学的活性薬剤(抗癌剤であるパクリタキセル等)の生体内分配に有用な組成物及び方法が提供され、ここにおいて薬理学的活性薬剤は、蛋白質(安定化剤として作用する)により被覆された懸濁粒子の形態で分配される。特に、生物学的に適応性の分散媒質中の蛋白質及び薬理学的活性薬剤は、いずれの慣用の界面活性剤の不在下で、かつ粒子のためのいずれの高分子コア物質の不在下で高剪断力にさらされる。該工程は、約1ミクロン未満の直径を持った粒子を生じる。特定の組成物及び調製条件(例えば、有機相への極性溶媒の添加)の使用、並びに適切な有機相及び相分画の慎重な選択は、滅菌濾過可能な200nm未満の直径の通常では得られない小さなナノ粒子の再現可能な製造を可能とする。本発明によって製造される粒子系は、蛋白質により被覆された水-不溶性薬剤のナノ粒子及び薬理学的薬剤の分子が結合する遊離の蛋白質を含む再分散可能な乾燥粉末に変換され得る。このことは、薬理学的活性薬剤の一部が(蛋白質に結合する分子の形態で)容易に生物学的に利用可能であり、また薬剤の一部が内部に高分子担体を含まずに粒子内に存在する固有の分配系を与える。
請求項(抜粋):
パクリタキセルによる処置を行っている対象におけるパクリタキセルの毒性低減方法であって、前記パクリタキセルを前記対象に、少なくとも175mg/m2の投与量で2時間以内の投与時間にわたって医薬的に許容される剤形にて全身的に投与することを含んでなるパクリタキヤルの毒性低減方法。
IPC (3件):
A61K 31/337
, A61K 9/107
, A61P 35/00
FI (3件):
A61K 31/337
, A61K 9/107
, A61P 35/00
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Pacilitaxel and carboplatin: a phase in study in advanced non-small cell lung cancer.
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Paclitaxel by 24- or 1-hour infusion n combination with carboplatin in advanced 以下備考
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Combination paclitaxel (1-hour) and carboplatin (AUC 7.5) 以下備考
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