特許
J-GLOBAL ID:200903068568845519

ワンウェイクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181094
公開番号(公開出願番号):特開平7-035168
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 空転時の摩耗を防止し、アウター部材がインナー部材の回転速度より速い設定回転速度に達したとき、アウター部材の回転をインナー部材に伝達することができるワンウェイクラッチを提供する。【構成】 アウター部材1とインナー部材2との間にクラッチ用ローラ7と、そのローラ7より質量が大きいスイッチ用ローラ6とを設ける。両ローラ6、7を保持するリテーナ8とアウター部材1との間にアウター部材1の回転を弾性部材23を介してリテーナ8に伝達するトルク伝達機構20を設ける。アウター部材1の内周に上記両ローラ6、7間の位置から円周両方向に向けてクラッチ中心までの距離が漸増するカム面4を形成する。アウター部材1とリテーナ8を回転させ、ローラ6に作用する遠心力によってローラ6をカム面4に押し付け、ローラ7をアウター部材1のカム面4およびインナー部材2の円筒形外面5に係合させる。
請求項(抜粋):
アウター部材と円筒形外面を有するインナー部材との間にクラッチ用ローラと、そのクラッチ用ローラより質量が大きいスイッチ用ローラとを設け、その両ローラを保持するリテーナとアウター部材との間に、アウター部材の回転を弾性部材を介してリテーナに伝達するトルク伝達機構を設け、前記アウター部材の内周には、上記両ローラ間の位置から円周方向に向けてクラッチ中心までの距離が漸増するカム面を形成し、前記リテーナにはスイッチ用ローラおよびクラッチ用ローラをアウター部材のカム面に押し付けて各ローラとインナー部材の円筒面間に間隙を形成するばね部材を設けたワンウェイクラッチ。

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