特許
J-GLOBAL ID:200903068576203330

光触媒膜の活性化方法、光触媒体および形象体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野田 芳弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-266487
公開番号(公開出願番号):特開平11-104500
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】紫外線による活性化に加えて可視光によっても活性化できる光触媒膜の活性化方法、光触媒体およびこれを備えた形象体を提供する。【解決手段】クラスター状態でプラズマ共鳴による吸収が可視光領域に発生し得る金属およびまたは当該金属の化合物からなるクラスターを光触媒物質中に分散させて光触媒膜を形成し、可視光の照射により光触媒中のクラスターにプラズマ共鳴による吸収を利用して光触媒膜を活性化する。クラスターは、光触媒物質に対して0.1〜2.0mol%で、粒径は4〜40nmが好ましい。クラスターを形成する金属としては、Ag、Au、Pt、Ru、Pd、Fe、Co、Cr、V、Mn、Cu、Niを用いることができる。光触媒膜は、既知のあらゆる物質を用いることができるが、特にアナターゼ形酸化チタンは、光触媒能力および工業的規模で、しかも安価に入手できるので、好ましい光触媒物質である。上記光触媒膜を備えた形象体としては、人間が知覚することができる形を備えたあらゆる物体を包含する。
請求項(抜粋):
クラスター状態でプラズマ共鳴による吸収が可視光領域に発生し得る金属および当該金属の化合物からなるグループの中から選択された一種または複数種のクラスターを光触媒物質中に分散させて光触媒膜を形成し;可視領域光の照射ににより光触媒膜中のクラスターにプラズマ共鳴による吸収を利用して光触媒膜を活性化する;ことを特徴とする光触媒膜の活性化方法。
IPC (4件):
B01J 35/02 ZAB ,  B01J 19/08 ,  B01J 23/38 ,  B01J 23/70
FI (4件):
B01J 35/02 ZAB J ,  B01J 19/08 K ,  B01J 23/38 M ,  B01J 23/70 M
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-045345
  • 光触媒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-196910   出願人:三菱重工業株式会社

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