特許
J-GLOBAL ID:200903068577847583

流体の密度計測装置及び密度計測方法、及び計測された密度を利用する流体の粘度計測方法、及び計測された密度を利用する抄造式の原板製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-024694
公開番号(公開出願番号):特開2002-228571
出願日: 2001年01月31日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 サンプリング等によりあらかじめ差圧と密度との相関を求めておく必要がない。円管内を流れる流体の流量が変動した場合でも、圧力損失の変動を検出値の誤差として含まれないようにして、流体の正確な密度を求める。【解決手段】 垂直管1と、垂直管1と同一管径の円管で且つ垂直管1に対して一定角度傾いた傾斜管2とを連通させる。垂直管1内での管路方向Dの2点間の差圧と、傾斜管2内の同一間隔での2点間の差圧とを計測する。圧力計測手段3a(3a’),3b(3b’)の間隔をL、傾斜管2の傾き角をθ、垂直管1内での差圧をΔP1、傾斜管2内での差圧をΔP2、重力加速度をgとしたとき、流体の密度ρ[kg/m3]をρ=(ΔP1-ΔP2)/{gL(1-sinθ)}の演算式から求める。
請求項(抜粋):
流体が流れる管路を、垂直に配置される円管よりなる垂直管と、垂直管と同一管径の円管で且つ垂直管に対して一定角度傾いた傾斜管とを連通させて構成し、垂直管内での管路方向の2点間の差圧を計測するための2個1組の圧力計測手段と、上記垂直管での2個の圧力計測手段の間隔と同一間隔で傾斜管内での管路方向の2点間の差圧を計測するための他の2個1組の圧力計測手段とを備えると共に、各組の2個の圧力計測手段の間隔をL[m]とし、傾斜管の傾き角をθとし、垂直管内に流体を下方から上方に流したときの垂直管内での2点間の差圧をΔP1[Pa]とし、傾斜管内に垂直管と同一条件で流体を流したときの傾斜管内での2点間の差圧をΔP2[Pa]とし、重力加速度をg[m/s2]としたとき、流体の密度ρ[kg/m3]を、ρ=(ΔP1-ΔP2)/{gL(1-sinθ)}の演算式から求めるための密度演算手段を備えていることを特徴とする流体の密度計測装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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