特許
J-GLOBAL ID:200903068590337136

エンジン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-174301
公開番号(公開出願番号):特開2005-351211
出願日: 2004年06月11日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 エンジン停止時に推定した停止位置を利用してエンジン制御を開始するエンジン制御装置において、エンジンの回転位置を検出するのに用いられるカム軸センサやクランク軸センサが故障しても、エンジン制御を適正に開始できるようにする。【解決手段】 カム信号割り込み処理において、エンジン停止時には、その停止位置を推定する処理(400)を実行し、エンジン始動時には、停止位置推定値とカム信号とからクランク位置を特定する処理(360)を実行する。また、この処理では、カム信号に異常が生じるとクランク位置を特定できず、クランク位置に応じたエンジン制御を開始できなくなるので、クランク信号の欠歯を利用してクランク位置を特定するクランク信号割り込み処理を別途実行し、カム信号異常時にはその割り込み処理で特定されたクランク位置を用いてエンジン制御を開始する。また、クランク信号の異常時には、カム信号だけでクランク位置を特定する処理(380)を行い、エンジン制御を開始できるようにする。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
エンジンのカム軸に設けられ、該カム軸の回転位置に応じて変化するカム軸回転信号を発生するカム軸センサと、 エンジンのクランク軸に設けられ、該クランク軸の所定の回転角度毎にクランク軸回転信号を発生するクランク軸センサと、 エンジンが運転状態から停止する際に、前記カム軸回転信号及び前記クランク軸回転信号の少なくとも一方に基づき、エンジンの回転停止位置を推定する停止位置推定手段と、 エンジンの始動時に、前記停止位置推定手段にて推定された停止位置と前記カム軸回転信号とに基づき、エンジン1サイクル当たりの回転位置を特定する第1の回転位置特定手段と、 該回転位置特定手段にてエンジンの回転位置が特定されると、その後、前記クランク軸回転信号に基づき前記回転位置を更新する回転位置更新手段と、 を備え、エンジンの始動時、前記回転位置特定手段にてエンジンの回転位置が特定されると、該回転位置に基づくエンジン制御を開始し、その後、前記回転位置更新手段にて更新される回転位置に基づきエンジン制御を実行するよう構成されたエンジン制御装置であって、 前記クランク軸センサを、前記クランク軸の特定の回転角度位置にて前記クランク軸回転信号が前記クランク軸の回転に対して不連続になるよう構成すると共に、 前記カム軸センサの異常を検出する第1の異常検出手段と、 少なくとも該第1の異常検出手段にてカム軸センサの異常が検出されているときに、前記クランク軸センサから出力されるクランク軸回転信号に基づき前記クランク軸の特定の回転角度位置を検出し、前記エンジンの回転位置を特定する第2の回転位置特定手段と、 を設け、前記カム軸センサに異常が生じて前記第1の回転位置特定手段にてエンジンの回転位置を特定できないときには、前記第2の回転位置特定手段にて特定された回転位置に基づき、エンジン制御を開始するよう構成してなることを特徴とするエンジン制御装置。
IPC (1件):
F02D45/00
FI (2件):
F02D45/00 362G ,  F02D45/00 314B
Fターム (15件):
3G384AA07 ,  3G384CA01 ,  3G384CA23 ,  3G384DA41 ,  3G384DA42 ,  3G384EA07 ,  3G384ED12 ,  3G384FA04Z ,  3G384FA06Z ,  3G384FA08Z ,  3G384FA33Z ,  3G384FA40Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA61B ,  3G384FA61Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • エンジン制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-270925   出願人:株式会社デンソー
  • 内燃機関における燃料噴射制御装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-517511   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
審査官引用 (4件)
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