特許
J-GLOBAL ID:200903068591899707

数値制御曲面加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-018606
公開番号(公開出願番号):特開2002-222008
出願日: 2001年01月26日
公開日(公表日): 2002年08月09日
要約:
【要約】【課題】 自由曲線で表現される工具移動軌跡を持つNCデータの実加工速度と切削諸元とを決定し最適化する手段を備えた数値制御曲面加工装置を提供する。【解決手段】 上位CAMシステム10のCLデータからNURBS曲線補間された工具移動軌跡データを有するNCデータを作成する際、工具移動軌跡をNURBS曲線補間により導出した制御点位置ベクトル,ウエイト値,ノット値を用いて機械座標系におけるNURBS曲線補間された工具送り速度を求める手段30と、工具移動軌跡における補間曲線がNURBS曲線を含む自由曲線で表現される場合に同じ定義の自由曲線により補間された機械座標系送り速度を導出する手段31と、工具送り速度に自由曲線補間を施す際に用いられる工具送り速度を変更し工具送り速度制御点を追加・削除して最適化する手段32とを備えた。切削工具への負担が軽減され、平均的加工速度が短縮され、加工面荒さ,面精度が良くなる。
請求項(抜粋):
直線移動3軸と少なくとも1つの回転軸とを有し数値制御自由曲線補間機能を持つ数値制御装置(NC装置)により数値制御される同時多軸制御NC加工機を含み主軸送り速度を制御するNCデータを導出する手段を備えた数値制御曲面加工装置において、上位計算機で曲面形状が定義されたワーク座標系で加工方向に計算された工具先端位置ベクトルデータと工具主軸方向ベクトルおよびワーク座標系における送り速度とをCLデータとして読み込み、前記CLデータから前記同時多軸制御NC加工機の機械構成に基づき前記NC加工機を動作させるための工具移動軌跡として機械座標系で直線3軸の位置ベクトルと回転角度と送り速度に変換する手段と、機械座標系における位置ベクトルと回転角度とがNURBS曲線により補間されたNCデータを作成する際に前記NURBS曲線ノットベクトルを利用して機械座標系の送り速度をNURBS曲線により補間して決定する送り速度決定手段と、前記ワーク座標系の加工速度を前記機械座標系の毎分送りの加工速度またはインバースタイム送りの加工速度に変換する手段と、得られたNCデータを上記NC装置に伝送する手段とを備えたことを特徴とする数値制御曲面加工装置。
IPC (2件):
G05B 19/4103 ,  B23Q 15/00
FI (2件):
G05B 19/4103 D ,  B23Q 15/00 K
Fターム (6件):
5H269AB05 ,  5H269AB19 ,  5H269BB03 ,  5H269CC02 ,  5H269DD01 ,  5H269RB11
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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