特許
J-GLOBAL ID:200903068592166908

溶接熱影響部の靱性に優れた鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-207107
公開番号(公開出願番号):特開2000-001738
出願日: 1998年07月08日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、溶接入熱量が20kJ/mmを超えるような大入熱溶接においても良好なHAZ靭性を有する500〜600MPa級の高張力鋼板を提供する。【解決手段】 重量%でC:0.03〜0.2%、Si:0.4%以下、Mn:0.5〜2%、P:0.015%以下、S:0.006%以下、Al:0.01%以下、Ti:0.007〜0.025%、Mg:0.0001〜0.003%、O:0.004%以下、N:0.002〜0.006%を含有し、Ca:0.0003〜0.003%、REM:0.0003〜0.003%、Zr:0.0003〜0.003%のいずれか一つ、あるいは複数を含有し、重量%を用いて所定の関係式で計算される有効TiN量が0.007%以上であるような、残部が鉄および不可避的不純物からなる化学成分を有し、さらに、0.5〜10μmの酸化物の平均組成が重量%で(a)Ti≦20%、(b)Mg≧5%、(c)REM+Ca+Zr≧5%、(d)Mg+REM+Ca+Zr≧20%である溶接熱影響部靱性の優れた鋼板。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.03〜0.2%、Si:0.4%以下、Mn:0.5〜2%、P :0.015%以下、S :0.006%以下、Al:0.01%以下、Ti:0.007〜0.025%、Mg:0.0001〜0.003%、O :0.004%以下、N :0.002〜0.006%を含有し、Ca:0.0003〜0.003%、REM:0.0003〜0.003%、Zr:0.0003〜0.003%のいずれか一つ、あるいは複数を含有し、重量%を用いて下記の(1)〜(4)式で計算される有効TiN量が0.007%以上であるような、残部が鉄および不可避的不純物からなる化学成分を有し、さらに、酸化物の平均組成が重量%で(a)Ti≦20%(b)Mg≧5%(c)REM+Ca+Zr≧5%(d)Mg+REM+Ca+Zr≧20%であることを特徴とする溶接熱影響部靱性の優れた鋼板。O-0.66Mg-0.40Ca-0.17REM-0.18Zr-0.89Al≧0の場合、 [Ti]=Ti-2(O-0.66Mg-0.40Ca-0.17REM -0.18Zr-0.89Al)・・・(1)O-0.66Mg-0.40Ca-0.17REM-0.18Zr-0.89Al<0の場合、 [Ti]=Ti ・・・(2) [Ti]≧3.4Nの場合、有効TiN量=4.4N ・・・(3) [Ti]<3.4Nの場合、有効TiN量=1.3[Ti] ・・・(4)
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
FI (3件):
C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54

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