特許
J-GLOBAL ID:200903068597449177

過減衰構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-306135
公開番号(公開出願番号):特開平11-141176
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 構造物の耐震性能を格段に向上させ得る構造を提供する。【解決手段】 構造物の減衰力を復元力よりも大きくするように減衰係数Cnを設定して過減衰とする。すなわち減衰率hnを1.00よりも大きくし、構造物が自ずと殆ど振動し得ない構造とする。減衰力を得るためのダンパーとして鋼板の間に粘性抵抗の大きい粘性体や粘弾性体を挟み込んだ構成の粘性耐震壁を用いる。柱や梁等の構造部材は長期荷重に対する耐力のみを有するものとしてその断面を小さくし、それによりばね定数Knを小さくして減衰率hnをさらに大きくする。
請求項(抜粋):
最上層から数えてn番目の階層が質量Mn、ばね定数Kn、減衰係数Cnの構造物において、最上層からn番目の階層までの等価有効総質量ΣMn、その固有周期T1、その減衰率hnが、次の関係を満たすように前記減衰係数Cnを設定してなることを特徴とする過減衰構造。【数1】
IPC (2件):
E04H 9/02 321 ,  E04H 9/02
FI (2件):
E04H 9/02 321 A ,  E04H 9/02 321 B

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