特許
J-GLOBAL ID:200903068603873768

圧電アクチュエータを用いた駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-274190
公開番号(公開出願番号):特開平6-123830
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 圧電アクチュエータを用いた駆動機構で、圧電アクチュエータの接着部の剥がれを防止する。【構成】 保持枠14に圧電アクチュエータ3の伸縮変形方向の一端を固着し、その他端を保持枠14,15に可動に保持されたガイド軸18に固着する。ガイド軸18に移動枠22を摩擦結合させ、圧電アクチュエータ3に対して、その伸びる変形速度と縮む変形速度を異ならせる駆動電圧を印加し、ガイド軸18の移動速度が速いときに移動枠22をその質量の慣性により停止した状態に止どめ、移動速度の遅いときに追随させるようにする。そして、ガイド軸18を圧電アクチュエータ3に付勢する板ばね20を保持枠15で保持する。
請求項(抜粋):
固定側部材(13,12)と、該固定側部材(13,12)に伸縮方向の一端が連結された圧電アクチュエータ(3,28)と、該圧電アクチュエータ(3,28)の伸縮方向他端に連結されるとともにその伸縮方向へ可動に該固定側部材(13,12)に保持された可動部材(18,26)と、該可動部材(18,26)に摩擦結合した被駆動部材(22,2)と、該圧電アクチュエータ(3,28)に駆動電圧を印加する駆動回路(1,5,6)とを備え、上記駆動電圧が、上記圧電アクチュエータ(3,28)を繰り返し伸縮させるとともに、その伸長速度と収縮速度の一方が、該圧電アクチュエータ(3,28)の変形に伴う上記可動部材(18,26)の移動時に上記被駆動部材(22,2)がその質量の慣性により停止した状態に止どまる速度に定められ、他方が、該被駆動部材(22,2)が該可動部材(18,26)の移動に追随する速度に定められた駆動機構において、上記可動部材(18,26)を、上記圧電アクチュエータ(3,28)に押圧する方向へ付勢する付勢手段(20,31)を備えたことを特徴とする圧電アクチュエータを用いた駆動機構。

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