特許
J-GLOBAL ID:200903068604205823

音声符号化装置及び音声復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277329
公開番号(公開出願番号):特開平9-121165
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】符号化時における重み付け処理未了に起因する圧縮信号の誤りを防止し、復号化時の音質異常を発生することなくフレームメモリを省略する。【解決手段】ビット重み付け部5Aが、重み付け信号Wの発生に応答して終了信号EWを出力する終了信号発生部51を備える。信号AIの所定単位フレーム期間の終了時にフレーム終了判定信号FEを出力するフレーム終了判定部3と、直前フレームの重み付け信号WAを記憶する記憶部9と、信号FEの供給に応答して信号W,WAのいずれか一方を選択してビット割当部2Aに供給するスイッチ7〜8とを備える。復号演算部が、エラー信号Eの供給に応答して現フレームのブロックデータBDの入力を停止し演算用メモリ9から読出した直前フレームのブロックデータDMを入力するよう切替るセレクタを備える。
請求項(抜粋):
フレーム単位毎の入力音声信号の周波数解析を行い解析信号を出力する高速フーリエ変換回路と、前記解析信号の供給に応答して予め定めた聴覚特性に対応する重み付けを決定して重み付け信号を生成するビット重み付け手段と、前記入力音声信号の周波数帯域を分割し複数の周波数帯域信号を出力する複数の帯域フィルタから成るフィルタ手段と、前記重み付け信号の値に対応して前記周波数帯域信号の各々に重み付け用の量子化ビット数を割当て量子化し前記フレーム単位の圧縮データを生成するビット割当手段とを備える音声符号化装置において、前記ビット重み付け手段が、前記重み付け信号の発生に応答して重み付け処理の終了を示す重み付け終了信号を出力する重み付け終了信号発生手段を備え、前記重み付け終了信号と前記入力音声信号との供給を受け前記入力音声信号の所定の単位フレーム期間の終了時にビット重み付け処理の完了を判断しフレーム終了判定信号を出力するフレーム終了判定手段と、現在処理中の前記単位フレームである現フレームの直前のフレームである直前フレームの第2の重み付け信号を記憶する記憶手段と、前記フレーム終了判定信号の供給に応答して前記現フレームの第1の重み付け信号と前記第2の重み付け信号とのいずれか一方を選択して前記ビット割当手段に供給するスイッチ手段とを備えることを特徴とする音声符号化装置。
IPC (5件):
H03M 7/30 ,  G10L 3/00 ,  G10L 7/04 ,  G10L 9/00 ,  H03M 13/00
FI (5件):
H03M 7/30 A ,  G10L 3/00 F ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/00 N ,  H03M 13/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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