特許
J-GLOBAL ID:200903068605758435

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-266290
公開番号(公開出願番号):特開平7-119501
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の運転状態および部品の経年劣化に係わらず安定してバルブタイミングを制御することの可能な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。【構成】 制御部14はマイクロコンピュータシステムとして構成され、ファジイCPU146を具備している。制御部14は回転数センサ111で検出される内燃機関回転数、温度センサ121で検出される冷却水温度、角度センサ131で検出されるカム角度およびシャント抵抗154によって検出される制御弁153のコイルに流れる電流に基づいてファジイ推論を行い、電流設定値Idを決定する。制御バルブ153に内蔵されているスプールはIdに比例して変位し、アクチュエータ163はIdに比例した速度で変位しカム角度が変更される。
請求項(抜粋):
内燃機関回転数を検出する回転数検出手段と、内燃機関の運転状態を表す状態量を検出する状態量検出手段と、内燃機関のバルブタイミングを決定するカムの実角度を検出する位相角度検出手段と、前記回転数検出手段で検出された内燃機関回転数の時間的変化率を演算する回転数変化率演算手段と、前記回転数検出手段で検出された内燃機関回転数および前記状態量検出手段で検出された状態量とに基づいて目標カム角度を演算する目標カム角度演算手段と、前記目標カム角度演算手段によって算出された目標カム角度と前記位相角度検出手段によって検出された実角度との角度偏差を演算する角度偏差演算手段と、前記角度偏差演算手段によって算出された角度偏差の時間的変化率を演算する角度偏差変化率演算手段と、前記回転数変化率演算手段で算出された回転数変化率を入力とするファジイ推論により第1の電流設定値を求める第1のファジイ推論手段と、前記角度偏差演算手段で算出された角度偏差を入力とするファジイ推論により第2の電流設定値を求める第2のファジイ推論手段と、前記角度偏差変化率演算手段で算出された角度偏差の時間的変化率を入力とするファジイ推論により第3の電流設定値を求める第3のファジイ推論手段と、前記第1のファジイ推論手段、第2のファジイ推論手段および第3のファジイ推論手段で算出された第1の電流設定値、第2の電流設定値および第3の電流設定値に基づいて励磁電流を出力する励磁電流出力手段と、前記励磁電流出力手段から出力される励磁電流に比例した開度に制御される制御バルブと、前記制御バルブの開度に応じた速度でカム角度を変更するアクチュエータと、を具備する内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F02D 45/00 370 ,  G05B 13/02

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