特許
J-GLOBAL ID:200903068606838025

有機性排水または汚泥貯留施設の防臭方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-316595
公開番号(公開出願番号):特開2001-129556
出願日: 1999年11月08日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は上記硫化水素などの臭気を発生する汚泥や排水の貯留施設の防臭を行うことを目的とした方法および装置を提供しようとするものである。【解決手段】 排水の上流側のビルピットなどには、液中の微生物が少ないが、流入水と排出水の変動が多いため、液面の変動が大きい。それ故、貯泥槽内壁や配管内壁には微生物が大量に付着し、栄養分も充分に供給されるので臭気が大量に発生する。そこで、内壁にアルカリ、酸化剤、酸又は殺菌剤の一種類又はその混合液を噴射するか、配管内に注入して、微生物を殺菌又は活性を失わせ目的を達成する。
請求項(抜粋):
有機性排水又は汚泥の貯蔵施設の貯蔵液または汚泥を一定の時間間隔おきに排出切れにした後に、当該施設の内壁部にアルカリ、酸化剤、酸又は殺菌剤の一種類又はその混合液を噴射し、内壁に付着した微生物を殺菌又は不活化し、該付着物を貯留槽外まで流出させることを特徴とする有機性排水または汚泥貯留施設の防臭方法。【請求項2】 有機排水又は汚泥の貯蔵施設の貯蔵液を一定の時間間隔おきに貯蔵液または汚泥を排出し、液面が通常の水深より下がった後に、当該施設の内壁部にアルカリ、酸化剤、酸又は殺菌剤の一種類又はその混合液を噴射し、内壁部に付着した微生物を殺菌又は不活化し、該付着物を流出させることを特徴とする有機性排水または汚泥貯留施設の防臭方法。【請求項3】 請求項1に記載のアルカリ、酸化剤、酸又は殺菌剤の一種類又はその混合液をポンプにより送泥管に送り、送泥管に付着した臭気発生微生物の活性を失わせる送泥管の防臭方法。【請求項4】 請求項1及び請求項2に記載の噴射は水流回転又は機械回転しながら行うことを特徴とする噴射装置。【請求項5】 薬品貯蔵タンク、ポンプ、回転噴射装置、自動制御部分及びその配管により構成する請求項1及び請求項2に記載の防臭装置。
IPC (3件):
C02F 1/50 510 ,  C02F 1/00 ,  C02F 11/00
FI (3件):
C02F 1/50 510 B ,  C02F 1/00 F ,  C02F 11/00 F
Fターム (8件):
4D059AA05 ,  4D059BK03 ,  4D059BK13 ,  4D059CB30 ,  4D059DA01 ,  4D059DA31 ,  4D059EA20 ,  4D059EB16

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