特許
J-GLOBAL ID:200903068611056736

発電プラント群に適用される運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-029716
公開番号(公開出願番号):特開平7-238803
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 複数発電プラントの運転費用が最小となり、運転員の精神的、肉体的負担の軽減が可能な装置を実現する。【構成】 それぞれの検知手段3iにより検知されたそれぞれの発電機器1iの蒸気流量と発電機出力を入力するプロセス入力部5、それぞれの発電機器1iの機器特性を格納する機器特性部6、総発電機出力要求量を格納するデマンド入力部7、上記プロセス入力部5と機器特性部6とデマンド入力部7よりそれぞれの格納データを入力し総運転費用を最小とする運転パターンを演算する運転パターン演算部8、および同演算部8より運転パターンを入力してそれぞれの発電機器制御装置2iへ運転制御信号を出力する運転パターン出力部9を備え、上記運転パターン演算部8で求められた総運転費用を最小とする運転パターンに基づき各発電機器1iが制御されることによって、運転員の多大な労力と時間の軽減と、発電機器の連続的かつ経済的な運転が可能となる。
請求項(抜粋):
ボイラ、タービン及び発電機により形成された発電機器と、蒸気流量と発電機出力を検知する検知手段が接続され上記発電機器を制御する発電機器制御装置とをそれぞれが備えた複数の発電プラントにより形成された発電プラント群に適用される運転制御装置において、上記それぞれの検知手段により検知された蒸気流量と発電機出力を周期的に取り込み格納するプロセス入力部と、上記発電機器の上下限制約、ボイラ燃料消費量特性及び発電機出力特性を予め入力し格納する機器特性部と、電力需要予測データを基に求められ予め入力した総発電機出力要求量を格納するデマンド入力部と、上記プロセス入力部に格納された蒸気流量と発電機出力、機器特性部に格納された発電機器の上下限制約とボイラ燃料消費量特性と発電機出力特性及びデマンド入力部に格納された総発電機出力要求量から上記発電機器の総運転費用を最小にする運転パターンを演算する運転パターン演算部と、同演算部にて求められた運転パターンにもとづき上記発電機器用の運転制御信号をそれぞれの発電プラントの発電機器制御装置へ出力する運転パターン出力部により形成されたことを特徴とする発電プラント群に適用される運転制御装置。
IPC (3件):
F01K 13/02 ,  H02P 9/04 ,  G05B 13/02

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