特許
J-GLOBAL ID:200903068614039247

土圧式シールド機の自動掘進制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-306342
公開番号(公開出願番号):特開平6-129183
出願日: 1992年10月19日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 土圧式シールド機の掘進運転を無人化できる。【構成】 カッタディスク3により切削される土砂をカッタチャンバ4内に充満状態に滞留させながらスクリューコンベア6と排土調整装置7により連続的に排土する土圧式シールド機1であって、シールドジャッキ5を姿勢制御部34で選択制御することによりシールド機1の推進方向を制御し、スクリュー駆動装置10、排土調整装置7およびシールドジャッキ5を土圧制御部35で制御することにより、チャンバ4内の土圧を設定土圧に制御し、自動運転制御部20により各油圧ポンプユニット9a,11a,23aの運転状態および土圧/姿勢制御機器の運転状態を監視し、この監視結果に基づきシールド機1に運転指令および停止指令を与えてシールド機1を全自動運転させる。
請求項(抜粋):
シールド本体の先端部に設けたカッタディスクをカッタ駆動装置により回転させながらシールド本体をシールドジャッキ群により推進し、前記カッタディスクにより切削される土砂をカッタチャンバ内に充満状態に滞留させながらスクリューコンベアで連続的に排土するシールド機と、前記シールドジャッキ群に供給される作動油を制御する油圧回路および該油圧回路を通してシールドジャッキ群に作動油を供給する油圧ポンプユニットと、前記カッタ駆動装置に供給される作動油を制御する油圧回路および該油圧回路を通してカッタ駆動装置に作動油を供給する油圧ポンプユニットと、前記スクリューコンベアを駆動するスクリュー駆動装置に供給される作動油を制御する油圧回路および該油圧回路を通してスクリュー駆動装置に作動油を供給する油圧ポンプユニットと、前記スクリューコンベアから排出される土砂の排出量を調整する排土調整装置と、前記カッタチャンバ内の土圧を計測する土圧計と、前記シールド機の基準推進方向に対する水平および垂直方向の傾き角を検出し、この傾き角に応じ前記ジャッキ用油圧回路により前記シールドジャッキ群を選択制御してシールド機の姿勢を制御する姿勢制御手段と、前記シールドジャッキの油圧回路、前記カッタディスクの油圧回路および前記排土調整装置を、前記土圧計で計測した土圧と自動的に設定される管理土圧に基づいてカッタチャンバ内の土圧が設定土圧になるよう制御する土圧制御手段と、前記各油圧ポンプユニットの運転状況および前記シールドジャッキ、前記スクリュー駆動装置、前記カッタ駆動装置および排土調整装置その他の土圧/姿勢制御機器の運転状況を常に監視し、これらの監視結果に基づき前記姿勢制御手段および土圧制御手段に運転指令および停止指令を与えてシールド機を全自動運転させる自動運転制御手段と、を備えたことを特徴とする土圧式シールド機の自動掘進制御装置。
IPC (3件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 9/06 302 ,  E21D 9/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-051296
  • 特開平4-092091

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