特許
J-GLOBAL ID:200903068615669058

マルチプロセッサ描画処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-210577
公開番号(公開出願番号):特開平10-040414
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 レイキャスティング方式の計算において、各ローカルメモリの容量やデータ量、データ構成に制限されずにデータ参照時のアクセス時間を減らす。【解決手段】 共有メモリ1-7には3次元数値データとデータの構成とデータ参照パターンに関する情報が格納され、プロセッサ1-1は処理を分割し、プロセッサ1-1〜3に処理の分配を行う。各プロセッサは並列動作し、夫々計算時の参照デ-タの配置情報とバッファサイズを求める処理をし、ローカルメモリ1-4〜6内にバッファを確保し、配置情報やバッファサイズはロ-カルメモリ内の管理情報テ-ブルに格納し、その後、描画処理で分担した処理を実行して2次元画像を生成する。ロ-カルメモリ不足でバッファ確保できない場合には、それをプロセッサ1-1に通知し、該プロセッサはプロセッサの稼働状況情報を参照し、処理を再分割して各プロセッサへ送信し、これに基づき各プロセッサは処理を実行する。
請求項(抜粋):
大容量の3次元数値データを格納する手段と、複数のプロセッサと、前記数値デ-タ格納手段とは独立に前記プロセッサ個々に割り当てられたローカルメモリとで構成し、大容量3次元数値デ-タを用い、前記複数プロセッサがそれぞれ担当処理範囲の情報に従いレイキャスティング法に基づく計算により2次元画像を生成して可視化する描画処理装置において、一連の前記計算で参照するデータの配置情報を収集する手段と、前記数値デ-タ格納手段から読み込んだデータを重ならずに格納するバッファサイズを前記収集する手段を用いて算出し前記ローカルメモリに該バッファサイズのバッファを確保する手段と、前記計算をする際に参照する前記3次元数値データを前記ローカルメモリのバッファに格納し、2回目以降の参照時にはデータがすでにローカルメモリのバッファに存在するかを識別し、存在すればローカルメモリのバッファから読み込む手段と、を前記各プロセッサが有し、各プロセッサが並列に動作することを特徴とするマルチプロセッサ描画処理装置。
IPC (4件):
G06T 15/00 ,  G06F 15/16 380 ,  G06T 1/20 ,  G06T 1/60
FI (4件):
G06F 15/72 450 K ,  G06F 15/16 380 Z ,  G06F 15/66 K ,  G06F 15/64 450 F

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