特許
J-GLOBAL ID:200903068618122068

輸液ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223407
公開番号(公開出願番号):特開平6-050266
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【構成】 チューブ4の閉塞状態を検出する検出機構10は、被検出部としての最も下流側のフィンガーF11と、該フィンガーF11の変位量を検出する検出部としてのホール素子12とから構成している。チューブ4の膨出量の変動は、上記被検出部としてフィンガーF11を介してホール素子12によって検出することができ、チューブ4が閉塞されていない通常時とチューブ4が閉塞された時とにおけるフィンガーF11の変位量の相違によって、チューブ4が閉塞されているか否かを検出することができる。【効果】 上記フィンガーF11は、ポンプ作動を行うと同時に被検出部としての機能も備えているので、上記検出部としてのホール素子12は、フィンガーF11を介して通常時とチューブ閉塞時との変位量の違いを即座に検出できる。したがって、従来に比較して検出機構の検出精度を向上させることができる。
請求項(抜粋):
ケーシング内に回転自在に軸支した回転軸と、この回転軸の外周部に設けた複数のカム部材と、これら各カム部材に連動して回転軸の半径方向に進退動されて可撓性を有するチューブを押圧する複数のフィンガーと、上記チューブの閉塞状態を検出する検出機構とを備え、上記検出機構を、チューブに当接して該チューブの膨出量の変動に応じて回転軸の半径方向に変位可能な被検出部と、この被検出部の変位量を検出する検出部とから構成して、上記チューブを介して上流側から下流側に向けて液体を給送する輸液ポンプにおいて、上記いずれかのフィンガーを、上記カム部材に係合して回転軸の半径方向に進退動される駆動部と、この駆動部に対し、上記回転軸の半径方向に進退動可能に設けられて上記チューブに当接する本体部と、上記駆動部と本体部とに渡って弾装されて駆動部と本体部とを相互に離隔する方向に付勢するばねとから構成し、かつ上記本体部を、上記検出機構の被検出部として兼用したことを特徴とする輸液ポンプ。

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