特許
J-GLOBAL ID:200903068624503723

エアバッグ装置のモジュールカバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076788
公開番号(公開出願番号):特開平6-286552
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 アウタ層に接するインナ層の境界面のうちテアライン近傍部分に、アウタ層のヒケ防止用の凸部が設けられているエアバッグ装置のモジュールカバーにおいて、このヒケ防止用の凸部の背後部における樹脂の乱流を防止し、高品質の製品を得る。【構成】 ヒケ防止用の凸部3を、アウタ層成形時の樹脂流れ方向の上流側から下流側へ向って幅員が小さくなる形状とする。【効果】 ヒケ防止用の凸部3がアウタ層成形時の樹脂流れ方向の上流側から下流側へ向ってすぼまる流線形状であるため、樹脂は、この凸部の外表面に沿って円滑に所定の方向に流れるようになる。このため、凸部の背後部で樹脂の乱流を生じることはなく、また、アウタ層硬化時のヒケも防止され、高品質の製品を高い歩留りで効率的に得ることができる。
請求項(抜粋):
硬質のインナ層と軟質のアウタ層とを備えると共に、該インナ層とアウタ層との境界面においてインナ層から隆起するよう設けられた突条部、及び、モジュールカバーの内面から凹陥する凹溝で構成される開裂開始用のテアラインが延設されたモジュールカバーであって、該アウタ層に接するインナ層の境界面のうちテアライン近傍部分に、アウタ層のヒケ防止用の凸部が設けられているエアバッグ装置のモジュールカバーにおいて、該凸部はアウタ層成形時の樹脂流れ方向の上流側から下流側へ向って幅員が小さくなる形状であることを特徴とするエアバッグ装置のモジュールカバー。

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