特許

J-GLOBAL ID：200903068630640112

ニッケル粉末の製造方法、及びニッケル粉末

発明者： 後藤 賀弘
出願人/特許権者： 株式会社村田製作所
代理人 (1件)： 國弘 安俊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-159585
公開番号（公開出願番号）：特開2004-002923
出願日： 2002年05月31日
公開日（公表日）： 2004年01月08日
要約：

【課題】優れた耐酸化性及び焼結抑制作用を有し、積層型電子部品の内部電極用導電性ペーストに使用した場合であっても内部電極の連続性低下やデラミネーションの発生を防止することができるようにする。【解決手段】Ni粒子、オクチル酸ジスプロシウム溶液等の有機金属化合物溶液を有機溶剤下で混合し、有機溶剤を蒸発させ解砕した後、200〜300°Cで大気雰囲気下、熱処理を行って有機成分を蒸発揮散させ、その後ジェット粉砕し、炭素含有量が0.5wt%以下とする。また。有機金属化合物溶液の添加量は金属換算でNi100モルに対し0.10〜1.0モルとする。これにより、Ni粒子1の表面に1nm以下の炭素薄膜2が形成され、炭素薄膜2上の表面に金属粒子3が均一に分散して形成された微細なNi粉末が製造される。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

ニッケル粒子の表面を有機金属化合物で被覆する被覆工程と、 該被覆工程により有機金属化合物で被覆された被覆ニッケル粒子に熱処理を施し、炭素含有量を重量%で0.5%以下とする熱処理工程とを含むことを特徴とするニッケル粉末の製造方法。

IPC (3件)：

B22F1/02 ,  B22F1/00 ,  H01G4/12

FI (4件)：

B22F1/02 A ,  B22F1/00 C ,  B22F1/00 M ,  H01G4/12 361

Fターム (8件)：

4K018BA04 ,  4K018BC21 ,  4K018BC29 ,  4K018BD04 ,  5E001AB03 ,  5E001AC09 ,  5E001AH01 ,  5E001AJ01