特許
J-GLOBAL ID:200903068635025203

軽量複合ブレーキディスクの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-242772
公開番号(公開出願番号):特開平10-089389
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】鉄道車両のような高速かつ高負荷のブレーキのディスクの軽量化を目的とした、従来の鋼製と同等の耐摩耗性、耐熱性、耐熱亀裂性を有するアルミニウム合金製の複合構造ブレーキディスクの製造方法の提供。【解決手段】アルミニウム合金を鍛造または鋳造して成形した基部となる部分1を鋳型内に設置して予熱し、摺動面表層部となる部分2として、アルミニウムまたはアルミニウム合金にセラミックスの粒子または繊維を分散させた複合材料の溶湯を流し込んで、一体化鋳造することを特徴とする軽量複合構造ブレーキディスクの製造方法。また、この一体化鋳造の際、基部となる部分1の複合材料を接合させる面に、塩化物系フラックス、アルミニウム合金のろう材、および塩化物系フラックスを順次積層させ、その基部を設置した鋳型を 500〜 580°Cに予熱し鋳込む製造方法、および上記一体化鋳造後、熱間のプレスにより複合材料と基部の接合面に垂直ないしはそれに近い方向に加圧する製造方法。
請求項(抜粋):
摺動面となる表層部がアルミニウムまたはアルミニウム合金にセラミックスの粒子または繊維を分散させた複合材料、基部がアルミニウム合金で、摺動面表層部の複合材料と基部とが金属的に結合して一体となっている軽量複合構造ブレーキディスクの製造方法であって、アルミニウム合金を鍛造または鋳造して成形した基部となる部分を鋳型内に設置して予熱し、摺動面表層部となる部分へアルミニウムまたはアルミニウム合金にセラミックスの粒子または繊維を分散させた複合材料の溶湯を流し込んで一体化鋳造することを特徴とする軽量複合構造ブレーキディスクの製造方法。
IPC (3件):
F16D 65/12 ,  B22D 19/00 ,  B22D 19/08
FI (3件):
F16D 65/12 Z ,  B22D 19/00 L ,  B22D 19/08 Z

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