特許
J-GLOBAL ID:200903068635330448
アーチ型屋根架構におけるテンション部材の張力導入方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-092733
公開番号(公開出願番号):特開2000-282580
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】ジャッキを使用せずにテンション部材に張力を導入してアーチ型屋根架構の組み立てを容易とし、しかも施工費用の低減化、工期の短縮を図る。【解決手段】補強架構22を構成する弦材及び梁材の下面側に、格子空間Kの対角線上に延在するように長尺なテンション部材24を配置して張力を導入するようにしたので、テンション部材の本数が大幅に減少して資材コストが低減する。固定用の交点26c、26dをテンション部材の上方に位置させ、その固定用の交点を間に挟んで直線方向に離間した2箇所の交点26a、26bにテンション部材の両端部を固定し、テンション部材を固定用の交点に向けて押し上げていき、固定用の交点に前記テンション部材を固定することでテンション部材に張力を導入するようにしたので、テンション部材に対する張力の導入作業が容易となる。
請求項(抜粋):
複数のアーチ状の弦材と梁材とを直交する方向に交差連結して多数の四角形状の格子空間を形成し、前記弦材及び梁材の下面側に、前記弦材及び梁材の交点間にテンション部材の両端部を固定し、当該テンション部材に張力を導入することにより剛構造の架構として構築されるアーチ型屋根架構において、前記弦材及び梁材の下面側に、前記格子空間の対角線上に延在するように、或いは前記弦材と平行に延在するように長尺なテンション部材を配置し、少なくとも1箇所以上の固定用の交点を前記テンション部材の上方に位置させ、前記固定用の交点を間に挟んで直線方向に離間した2箇所の交点に前記テンション部材の両端部を固定するとともに、前記テンション部材を前記固定用の交点に向けて押し上げていき、前記固定用の交点に前記テンション部材を固定することで該テンション部材に張力を導入することを特徴とするアーチ型屋根架構におけるテンション部材の張力導入方法。
IPC (2件):
E04B 1/32 101
, E04B 1/36
FI (2件):
E04B 1/32 101 E
, E04B 1/36 L
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